こんなこと言いたくないけど、なんで私だけ!?

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2016/11/14】

ゆきんこ@Agra

 

午後の暇な時間に庭でチャイを飲みながらぼんやりと音楽を聞いたり、ブログを書いたりする時間が好きだった。

 

今日はどこで寝よう。私はもうお気に入りだった部屋に戻れない。

 

はぁ…

 

気分が晴れない。晴れるわけもない。

 

今日はスーパームーンとか言って、なんだかよくわかんないけど月がスーパーになる日らしく、ゲストがタージマハル&月のコラボが見たいと言ったらしい。サチンにゆきも一緒に行ったら?と言われたけど、寒いしいい感じの月になるまで待つとかしたくないし断った。

 

そうしたらサチンが一緒に行っちゃって、私はホステルの夜番になってしまった。電気の消えたレセプションでサチンのように過ごす。なんでこんな時間まで仕事を!?私女子なんですけど!?という気持ちもあったけど、寝るのが少し憂鬱だったからちょうどいいかとも思った。

 

今日の部屋は私が1番最初に南京虫に刺された部屋に決定した。

 

その部屋は最初“インド人は南京虫に刺されない”とかわけわかんない理屈で私の猛反対を押し切ってゲストを案内してしまった部屋。もちろんその前にベッドやベニヤ板、ブランケットを干すなどの処置はしていたけど。そのとき私は1人でヒヤヒヤしていたけど、結局なんの被害もなく済み、その後は他の国のゲストもその部屋へ案内するようになった。そして不思議なことに今まで1度も被害はない。

 

もういなくなったの??こんなずさんな退治で??

 

私は超疑っていたけど、その後1度も被害がないのは事実だった。

 

私はその部屋で最初に南京虫の被害に遭ったからトラウマがあった。まだいるとしか思えない。でも、あれから1か月以上が経過していて、その間一体どれくらいのゲストが宿泊しただろう。1度も被害がない。

 

もういないと思うしかなかった。だって、誰も刺されてないんだもん。

 

大丈夫。きっと大丈夫。だって、南京虫がその部屋にいたら全員刺されてるでしょう。そう言い聞かせた。

 

 

だってそうでしょ??

 

 

サチンがゲストと戻って来たあとレセプションは彼にバトンタッチをして私は就寝。以前私が南京虫に刺されたベッドでは欧米人の女の子がスヤスヤと眠っていた。私はその向かえ側のベッドに横になった。

 

 

 

しばらくして私の体に異変が。

 

 

 

 

かゆい…

 

 

 

 

かゆい…

 

 

かゆいってばー!!!!!

 

 

気づけば左指の人差し指をかきまくっていた。右指で左指の人差し指をなぞってみるとボコボコと腫れている。

 

 

!!!!!!!!!!!!!!

 

 

嘘でしょ!?いるの!?

 

 

電気は付けられなかった。横で寝ている人がいるから。でも私は難なく発見した。

 

ベッドの上で死んでいる南京虫を!!!!!

 

きっと今日の南京虫はどんくさいタイプだったんだろう。どうやってヤツが死んでしまったのかわかんないけど、きっと私にひかれたんだろう。何度もケータイのライトで照らしてみたけど、それはまぎれもなく南京虫だった。

 

私は泣きそうになりながら空いている部屋をチェックし、着の身着のままで別の部屋へ移動して寝た。

 

でも全然眠れなかった。

 

 

なんで…

 

 

なんで…

 

 

なんでなの!?

 

 

言っていい!?

 

 

ねぇ、なんで私だけ南京虫に刺されるの!?

なんでなのぉぉぉぉぉーーーーーー!?(ToT)

 

 

南京虫、これで2日目。

 

まだまだ続くのでご安心を。心がボッキボキに折られます。
 
 
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