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【2017/04/27】
ゆきんこ@India,Delhi
みなさんこんにちは!
記事はタイムスリップしまして、4月。とっても親切な友人のおかげでマレーシアのジョホールバルの素敵マンションに3週間ほどタダ滞在をさせもらっていたゆきんこが、本拠地インドへ戻ったところのお話デス☆
今日のお話は昨日の続きから!
昨日の記事はコチラから→ピカピカの初心者を見分けるプロの嗅覚。
ニューデリー駅からまっすぐに伸びるMain Bazar Road (メインバザールロード)はホテル、レストラン、お土産屋さんがぎっしりと並ぶ、ニューデリーのメインストリート。
いつもワイワイガヤガヤとっても賑やか。
私の生活圏はここ。
でも毎日と言っていいほど歩くこの道を、ここが初めての友達と歩くのはすごく楽しかった。
友達は私が何気にスルーしてしまうことに興味を持つ。立ち寄ったこともないようなお土産屋さんで目をキラキラさせている。なんか新鮮だなーって思って、私もこんなところにこんなお店あったんだね、なんて新しい気づきをもらったりする。
すっかり近所の住民化している自分にビックリする。
観光に行く前に軽くお昼ごはんを食べようか、そう言って入ったレストランでまたインドらしい出来事が起きた。
エアコンも効いていてWi-Fiも使えるし、キレイでインド料理だけじゃなくいろんな国の料理を出しているから観光客にも人気のレストラン。私も気分転換にどこか外の涼しいところでブログ書こうかな〜と思った時に時々来るところ。
友達はカレーとナンとドリンクにバタースコッチを頼んだ。バタースコッチが大好きらしいけど、日本じゃあまり飲めないんだって。私は絶対に飲まない系の甘ーい飲み物。
しばらくして何かのドリンクが隣の欧米人の女の子グループの席に運ばれていった。そのあとに私たちの席にバナナラッシー的なのもが運ばれてきた。
店員:バナナラッシーでーす
友達:頼んだのはバタースコッチなんですけど…
隣の席の欧米人:あの…バタースコッチってこっちだと思うけど…
ドリンクを運んできたウエイターはドリンクカウンターからなんかどやされて、え?どっち?どっちがどっち??ってテンパってる。色が似ているから隣の女の子も日一口飲んでから気づいたらしく、作り直しが決定。そのやり取りのまーぐずぐずだこと!
女の子のところに間違って出したバタースコッチを下げて今こちらに渡しかけたドリンクをその子に差し出す。そしてさっさと新しいバタースコッチを作ってもらうようドリンク係に伝える!!
コレ以外になんかある!?
私は日本のレストランの接客レベルってすごく高いと思うよ。みんなテキパキ動くし、自分で次の仕事を探して自発的に動けるでしょ?インドのレストランでそのレベルは求められない。混んでいてお待たせしているとかそういう状況に焦りを感じたりとかそんなことはないし、オーダーミスも大変申し訳ございませんなんて誤ったりもしない。別の持ってくればいいんでしょ?っていう感覚。インドが嫌われちゃう理由のひとつに人間性の違いというか、そういう部分もあるのかもと私は思う。そういう特徴の人って思えば、ネタだらけで逆におもしろいと思うんだけどね(*°∀°)=3
オーダーミスとかもここじゃ結構多いよー笑
とか話してて、まあ別にそんな気になることじゃないけど。
でも少しして友達にカレーとプレーンナンが運ばれてきて、いやいや頼んだのチーズナンだし!!ってなって、さすがにオーダーとったヤツ寝てたんじゃないの!?と思ったけど、これも別に珍しいことじゃない。
笑えるでしょー?(*°∀°)=3
え…インドって…
って、友達が初日からインドにドン引きしたらどうしようかと思ったけど、そんなことも楽しんでいるみたいで安心した☆
さて!じゃあ観光に行きますかー♪
ニューデリー駅からメトロに乗ってオールドデリーへ向かうことにした。リクシャに乗ってもよかったけど、メトロも初めてだから1度は乗ろうってなってそうした。
私たちがいるメインバザールロードからメトロのニューデリー駅へは列車のニューデリー駅を越えなければいけない。
ここがデリーで1番の難所、いや。
インドで1番の難所だと私は思ってる。
メインバザールストリートとメトロ駅の位置関係はこんな感じ。
青枠が列車の駅。首都のメインステーションらしくバカでかい。線路何本!?ってぐらいある。赤の点線がメインバザールストリート。そして赤丸がメトロ駅。
だからメインバザールからメトロ駅に行くには、青の点線矢印の通り、列車の駅構内のプラットホームに向かう連絡通路的なところを突っ切るのが1番早い。ちゃんとした道路もあるけどかなり遠回りになるから、みんなここを通る。一瞬戸惑うけどね。列車に乗るわけじゃないのに列車に乗る人かのように普通に駅構内に入っていくわけだから。
そして悪いヤツは見事にこちらのそんな戸惑いにつけ込んでくる。
メインバザールからニューデリー駅に向かうとこのゲートが見える。ここ、難所。何人もの人がここで騙されてる。手口は様々だ。駅構内にあるチケットオフィスに行こうとしているのに、どこ行くの?と声をかけられてそのチケットは売切れでもう買えないとか、オフィスは違う場所だとか、とにかくなんかしらの嘘をつかれまくって結局旅行会社に案内される。
もちろんしっかりチケットオフィスの場所を調べて行き方や騙しのパターンを知っている人にとっては、そんな嘘笑ってかわしてしまうぐらいだけど、いまだに騙される人が多いのも事実。
だから私は何度も書くよ!!
ここは観光客をカモにしようと目を光らせている人がいっぱいいるから注意しなきゃいけない。だからと言って必要以上に怖がる必要もないよ。彼らは私たちを力づくでどうこうしようなんて思っていない。嘘に耳を貸さず、自分の情報を信じて目的地に向かえばいい。わからなかったら声をかけてくる人じゃなく、自分から安全そうな家族連れとか、実際に駅の職員に聞くとかすればいいからね!
そして私たちもこのゲートを通り抜けようとした瞬間、
ストップストップ!
と知らんおっさんが私たちの前に立ちはだかった。
はぁ?なに??
私はもう気づいている。コイツの目的に。
列車のチケット持ってる??
はい、ビンゴ。
最近はそんなこと言われなくなってたけど、私の友達効果がすご過ぎる笑
持ってないけど。
ダメだよ、列車のチケット持ってない人は駅に入れないから。こっち来てこっちこっち!
なにも知らずにぼーっとしてたら、え!?そうなの!?ってついて行ってしまいそうになるぐらい親切そうにこっちこっち!こっちだから!って急かす。
チケットなんていらないじゃん。私知ってるし。
そう言っても、こっち!こっちのオフィスで買えるから!と言う。
皆さん、ニューデリー駅に入るのに列車のチケットが必要というのは大ウソです。
こういうこと言う人いまだにいるからね、信じないでさっさと駅の中に入ってね。もちろんメトロ駅まで行くのにただ列車の駅構内を通り抜けることだって全然オッケーなことだよ!!堂々と入っちゃってね!!
絶対に耳を貸さないこと!!
私ももうそれ以上おっさんの相手はせずさっさと駅へ向かった。
やっぱりヤツらの嗅覚はすごいな。すかさず友達を見つけるなんて。おっさん完全に友達の前に立ちはだかったからね。
友達は私が守らねば笑
デリーでボディガード業始めようかな(*°∀°)=3
私があらゆる嘘つきからあなたを守ります笑
オールドデリーと言われているエリアはニューデリーから少し北側のエリア。ニューデリーとは雰囲気が全然違って、ニューデリー駅周辺よりももっともっとごみごみしていてよりディープなインドっていう感じがする。
私は人混みの中を素早く歩く力もインドで身につけたのか、早く歩け過ぎて友達とちょいちょい距離が出来てしまって、先に行き過ぎないでって友達に指摘された笑
右手に見える寺院が最初の目的地。友達はインドの宗教に興味があるらしい。
ここはシク教の寺院。私はシク教の聖地だというアムリトサルというところで黄金寺院に行ったことがあるけど、シク教は寺院の中では裸足になるとか、頭を何かで覆うとか、そのルールを守れば誰でも寺院に入ることができる。
親切なシク教のおじさんに連れられて中へ。
その後は奥に見えるラール・キラーへ。
わぉ、カッコイイ!
いつでも行けるし精神が働きまくってデリーの観光スポットはインド門ぐらいしか行ったことがなかったから、ここへもやっと来れたなっていう感じ(*°∀°)=3
でも到着した頃にはまあまあ夕方で、入場券を買いに行ったらあと20分しかありませんけど…って言われて入場は断念した。ま、私はいつでも行けるしね〜♪笑
夜、ビールを飲みながら今日1日の出来事について話した。
私にとっては日常でも、友にとっては衝撃的な1日だったに違いない。
インドってしんどっ…
友は嘘つきを引きつける力が強く初日から色々あったから、実はそう思ってたらどうしよーとか思った。せっかく来てくれたから楽しんでもらいたいし、インドを好きになってもらいたい。でも友達は超草食系男子で、キツイこととか絶対に言わないし、放っておいたら全員に騙されそうな、そんなタイプだから。
でも彼は超楽しんでいるようで、インドってすごいおもしろい国じゃん!!ってなってて安心した。
明日はどんな1日になるのでしょう?
それではまた明日( ´ ▽ ` )ノ
インドの治安について詳しくまとめました。
犯罪被害に遭わないためにもぜひご覧ください。
注:私のもう1つのブログ「YUKINKOBLOG」へと移動します。
【必読】インドは治安が悪い?危険?安全対策のために知っておいてほしいこと
【必読】被害者にならないために知ってほしいインドでよくある犯罪手口とその対策
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