あの南京虫は幻だったのか。

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

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【2016/10/22】

ゆきんこ＠Agra

ある日の昼食。

ダル(豆カレー)＆チャパティ

パニールカレー(カッテージチーズカレー)＆ライス

美味しくて幸せすぎ。

そして宿のペット、ボブ(*°∀°)=3

レストラン内を自由に散歩笑

平和過ぎる日々。

デリーから戻ってきた時に、まぶたを刺された部屋に戻った。超嫌だったけど、戻った夜はゲストが多くて他の部屋が選びづらかったこと、そして私はその部屋で南京虫を目撃したわけじゃなかったこと、彼らがちゃんと部屋をチェックして薬もまいたと言ってくれたことで渋々だった。

でもそれから1週間近く同じベッドで寝ているけどまったく刺されないし、まぶたや頬を刺したのはやっぱり蚊だったのかな。それかダニとか？？

私が最初に南京虫に刺されたと言った時、今まで南京虫なんて出たことがなかったと驚かれたけど、一大事だと騒いでいるのは私だけだった。南京虫は根絶が難しいと言われている。毎日卵を産むし、2か月血を吸わなくても生存可能とか言われてて、生命力が強く延々増え続ける厄介な虫。専門の業者を呼ばなければ退治はムリだろう。そんな虫が宿にいるなんて致命傷、一刻も早く根絶しなければ！！普通ならそう思うだろうけど、反応はなかなかのんきなものだった。

落ち込み、やたらと荷物をチェックしまくり、その時着ていた服はランドリーに、その他のものもすべて洗濯し太陽のもとで乾燥させている私の姿を見て、

ゆき！どうしたそんなシリアスな顔して！笑

こんな調子だ。

笑

じゃねーよ！！ってね。

旅友がインドは南京虫が多いから気をつけて！と教えてくれた。以前インドを旅していた時は3か月ぐらいいろんな宿を点々としたけど1度も被害に遭わなかった。だからインド＝南京虫大国的なイメージがなかったけど、こんな風に南京虫を軽視しているかのような対応に、こんなだから南京虫が増え続けるのかな、なんて思った。

だって、当然呼ぶだろうと思っていた業者を呼ばなかったんだもん。

ベッドを干してスプレーをまいて終了。

え？死ぬわけなくない？？

彼らがすべての南京虫を退治できるとは思えない。なのに私は同じベッドで1週間もなににも刺されていない。だからまぶたとかを刺したアイツは南京虫じゃないんじゃないかなって思い始めていた。

でも最初に刺された部屋はちゃんと姿を確認していたからね。写真も撮ったし。あの部屋には確実に南京虫が存在している。そのあとも気になっていた私は不意打ちでその部屋にそっと様子を伺いに行ったりしていたけど、その時も枕の上にいる南京虫を発見していた。

その部屋は完全に南京虫部屋に認定。無理、もう業者を呼ぶしかない。

そう思っていたのに、今日ゲストが多くて南京虫が出て以来使っていなかったその部屋にゲストを案内されてしまった。

私は猛反対した。

なんでその部屋使うの！？南京虫がいるじゃん！！無理だよ！！正気！？

大丈夫、もう南京虫はいないから笑

笑うなー！！退治できてるわけないじゃん！！ベッドを干してスプレーまいたぐらいで殺せるぐらいなら私もこんなに神経質になんかならない。

なんで南京虫がもういないなんて言えるの！？ベッドを干したぐらいで死ぬような虫じゃないんだよ！！お願いだからもっと深刻に考えてよ！！