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【2017/03/13】
ゆきんこ@Delhi
ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。※Wikipediaより
ハッピーホーリー!!
超カラフルで超ハッピーなお祭り!!
トマトを投げ合うっていうお祭り、“スペインのトマティーナ”、ひたすら水をかけまくるっていうお祭り、“タイのソンクラン”、そしてカラフルな粉をかけ合うっていう“インドのホーリー”
比較的メジャーで参加しやすいっていう点においてはこの3つを“世界3大クレイジー祭”って言ってもいいんじゃないかな。
そんなインドのホーリー、1度は参加してみたーい!!
そう思っている人も少なくないだろう。
▼スペインのトマティーナ
私が参加したのって2014年だって。もう3年前…!?時が経つのが早過ぎるー!!
超トマトまみれでクレイジーなお祭り。
▼タイのソンクラン
私は2015年&2016年2年連続で参加。ただの祭り好き笑
3日間ひたすら水をかけまくって遊びまくるというクレイジーなお祭り。
それにひけを取らずになかなかのクレイジーっぷりだったホーリー。
でも、ホーリーはトマティーナとソンクランとは違って注意しなければいけないことがある。
特に女子。
てゆーか女子。
超カラフルで超ハッピーで超クレイジーで楽しーい!!
だけじゃ済まされないことがこのお祭りにはある。
セクハラです。
先に書きます。
女子は100パーセント触られると思ってください。
そう思ってて間違いないです。
しかもかなりの頻度で触られると思ってください。
こんなこと書いたらインドが嫌われちゃうかな。
でも私ホント思うけど、書いていい!?
インド人の男って欲求不満過ぎなんだって!!もしくは性欲強過ぎ!!中学生か!?どんだけ触りたいんだよ!!って、もちろん宗教的なことが大きく影響していることはわかるけど、それにしてもホントびっくりするぐらい触ってくるわー。祭りに便乗して調子に乗りやがって!!
“ホーリーは場所によっては危険らしい”
なんとなくそんなことを聞いていた。祭りが1番激しいと言われているのはアグラから50kmほど離れたところにあるマトゥラと言う町、あとはバラナシも有名らしい。
デリーはどうなんだろ?
ホーリーの前にデリー在住のインド人の友達に、デリーのホーリーってどんな感じ??参加しても大丈夫かな??って聞いてみた。
参加は絶対にやめた方がいい。危ないよ。その日は14時(ホーリー終了の時間)までは外に出ない方がいい。
そう言われた。
え…そんなに??どうしよう…
迷ったけど、一緒に参加しようって言ってくれたみゆきちゃんグループは人数が多かったし、年に1度のお祭りのタイミングでここインドにいるのに参加しないっていうのももったいない!そう思って今回参加を決めた。インド、ホーリーって検索すると、みんなカラフルで超楽しそうなんだもん。
でも今日は画像からは伝わらない“そういう部分”について、ちゃんと書いておきたいと思って。
これは私の体験談。
参加年:2017年
参加場所:インド、デリー
参加人数:8人(男4、女4)
参加した女子は全員触られた。おっぱい、お尻、あからさまに触ってくるヤツもいたし、わざとじゃないよたまたま触れちゃった系で触ってくるやつもいた。男の子と一緒に参加していようが関係なし。
おとなしいタイプのホーリーはみんな”ハッピーホーリー!”って言って、顔とかに粉をぬり合ってハグをする。男の人同士もするし、みんなで楽しい祭りを共有し合う感じで。でも中にはハグ目的のクソヤロウもいっぱいいる。長めのハグ、そして体を離す時にぺろっとおっぱいとかを触る。
私は早めにエロ目的のハグヤロウがいると判断して、ハッピーホーリー!は言い合っても、ハグはしなかった。No hug!Don’t touch me!と言いまくってなるべく距離をおいた。そうじゃない人にそんな態度をとるのは申し訳ないなって思ったけど、自分の身を守るためには仕方ない。みんな理解してくれるだろう。
デリーのメインバザールはホーリー参加者がたくさんいて混雑するっていう状態ではなかったけど、それでも人が集まってヒートアップして粉をかけまくっている場所とかでは、どこから手が出てくるかわかんないし、みんなといてもちょっと怖かった。
デリーは警察も少しは守ってくれた。きっと性犯罪とかが起きると観光客が来なくなるからだろう。友達のおっぱいを思いっきり触ったクソヤロウがいて、触ってんじゃねーぞ!!って騒いでいたら、警察が笛を吹きながらやってきて持っていた棒でそいつを殴りつけていた。
同じくデリーで別グループで参加していた子は、後ろから両手でおっぱいもまれまくったらしい。
あり得ない(`へ´*)ノ
今回私はちょっと半信半疑だったというか、男の子もいるし、みんなでいれば大丈夫かな…って。昼間だし。でも実際は本当にこんなに触られるんだって思った。
もちろん純粋に参加している人もいっぱいいると思う。でも、エロ目的の悪ノリヤロウも少数ではない、そんな印象です。
デリーのホテルに長期滞在している日本人から聞いた話。
ホテルで働くスタッフはホーリーをすごく楽しみにして大騒ぎしていたらしい。“この日しか女に触れるチャンスない”って。
ふざけんなよ!そんな祭りかよ!?あんたの国の、しかも大事なヒンドゥー教のお祭りでしょ!?って思うけど、その祭りをそういう風に思っている人もいるということを知っていてください。
友達は1番の激戦区と言われているマトゥラでホーリーに参戦して、もうどこからかわかんないぐらいおっぱいに手が伸びてきて、服の中に手を入れらたりもしたそう。写真を見せてもらったらデリーとは人口密度も参加者のテンションも全然違うのが伝わって、相当やばかっただろうなと思った。
自分で決めて参加したんでしょ?
自分で選んでマトゥラに行ったんでしょ?
そう言われればそれまでだけど。
実際にデリーではホーリー祭に町中で参戦しているインド人女性には会っていない。全員男。インド人女性はそんな危険なことしないんだろう。きっと町中を粉をかけ合いながら練り歩くっていうスタイルではなく、家族や友人と春の訪れを祝うっていうスタイルでホーリー祭を楽しんでいるんだろう。
でも、ホーリーは別に触っていいって祭りじゃないからね。変態クソヤロウが祭りで浮かれて悪ノリしているだけで。
あんたんとこの国の、あんたらが信仰しているヒンドゥー教のお祭りなんだから、変なことしないで純粋に祝いなさい!!!!!って声を大にして言いたいけど。ってゆーか、メインバザールのど真ん中にステージでも作ってもらって演説したいぐらいだけど。
でも、このセクハラを止めることはできないと思う。
別にホーリーの参加者を減らしたくてこんなこと書いているわけではないです。
触られて何度もブチ切れたことはさておき、みんなで参加したって言うのもあってすごく楽しかったし。
でも場合によっては”参加しない”という選択肢もあるのかなとは思います。
人によってセクハラの捉え方が違うと思うし、私はセクハラ嫌悪タイプだから、おっぱいのひとつやふたつ触られたかからって死ぬわけじゃないし!っていうタイプの子とは意見が違うと思う。
でも参加人数、男女比、参加場所などは絶対に考慮すべきです。間違っても女子だけでの参加はやめてください。別に男子がいたからって触られないわけでもないけど、もしかしたら私たちも女子だけだったらもっと触られてた可能性もあるし。最悪なにかあった時に男の人がいる方が安心です。最悪、女の子10人グループはまだまし、女の子2人組とかホントやめた方がいい。危険過ぎです。
チャレンジしたくなる気持ちもわかる、
せっかくだから1番の激戦区マトゥラへ…って。でも、私は女子にはオススメしないかな。
服の中に手を入れられて触られまくっても平気でーす!って人だけどうぞ。
こんなこと書いたらホーリー参加するのが怖い、やめようかな…って思う人が増えてしまうかもれない。
でも、さっきも書いたけど、私は別にホーリー参加者を減らしたくてこんなことを書いているわけじゃない。
ただ、知っていてください。
純粋に祭りを楽しむ人の中に、不純な動機で参加している人もいることを。
“春の訪れを祝う日”ではなく、”年に1度オンナの身体に触れる日”と勘違いしているバカヤロウがいるということを。
そして、参加する以上自分がその対象となることを。
女性のみなさんが少しでも安全でハッピーなホーリー祭を過ごされることを心より祈っています。
ハッピーホーリー!!Byゆきんこ
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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
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