ハラハラドキドキの夜ごはん。

ハラハラドキドキの夜ごはん。
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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2016/09/30】

ゆきんこ@New Delhi

 

夜ごはんも多分ジャイと食べることになった。お昼ごはんを食べ終わってバイバイする前に、

 

出かけるんでしょう??何時に戻ってくる??何時!?私は多分18〜19時ぐらいには帰るから!

 

あ…うん、わかった。私も多分そのぐらい…

 

言い終わるか終わらないかぐらいのタイミングで彼女はトゥクトゥクに乗って去って行った。なんかすでに嵐のあとぐらいの感覚笑 私は早く話せないし、なにか伝えたいことがあっても一旦考えてひとつひとつ話をする、っていう感じだから、返事ぐらいしかできなくて彼女のペースに巻き込まれる。

 

先に私の方が部屋に戻った。少しするとジャイも戻ってきた。少し疲れた様子で、

 

ゆき、ごはん食べた?!お腹減ってる?!何時にごはん行く!?まだいいよね!?20時!?20時半!?

 

うん…何時でもいいよ、やりたいことあるし…

 

なんかジャイは早口だから勝手にせっかちな人なのかなと思って、返答も遅く話しだしたかと思ったらゆっくりな私と話すとイライラするのかなとちょっと心配になってしまった。でも彼女はごはんに行こうって誘ってくれるし、嫌ではないのかなとも思ったけど。

 

そんなことを考えながらパソコンをカチカチしている間にジャイは寝始めてしまった。本当に超マイペース。何時に起きるんだろ?もう18時半過ぎだ。あまり遅くに出かけるの嫌だなーとか思いつつ、とりあえず待つしかないなと思ってブログを書いたりしていた。

 

しばらくするとむくっとジャイが起きて、

 

ゆき!ディナー!?

 

うん、うん。じゃ行こっか。

 

そう思ったけど、なかなか出発する気配がない。ジャイは誰かと電話したり、また電話したり、なんだか忙しそうにしている。ちょっとイライラした感じに見えるけど、なんかトラブルかな…とか思ってしばらくおとなしくしていたら突然、

 

YUKI let’s go!

 

って、

 

はははははいっ!!

 

おうおう、マイペース感がハンパない笑

 

エレベーターを降りて1階へ行くと、オーナーともう1人男の人がいて、どうやら一緒にごはんを食べに行くようだった。もう1人の男の人はウォン、中国人のおじさん。オーナーから中国人のゲストが来るとは聞いていた。彼は英語も話せなくて知り合いから彼のこと任されているから空港まで迎えに行くんだって言っていたのを思いだした。なぜならオーナーは中国語がペラペラなのだ。

 

ウォンは本当に英語がまったく話せないようだったけど、ニコニコとしていて人が良さそうなのが顔や雰囲気全体ににじみ出ているような人だった。宿を出て歩き出す。近くにオーナー御用達の良さげなレストランがあるからきっとそこに行くんだろうなと思ってあとをついて歩いていたけど、ジャイはどこまで連れて行く気!?ぐらいの勢いだった。

どこまで行くの!?とジャイがオーナーに2度目に聞いた時に、さすがになにイライラしてるの??すぐそこだからとオーナーが言った。本当に歩いて4〜5分ぐらいのところで、なんだったら今日昼間に一緒に行ったレストランよりも近い。

ジャイはお腹がすいてるとぶっきらぼうに言った。

 

ウソ!?

待たすけど待たされるのは無理なんだ(((( ;°Д°))))

 

レストランに着いてもジャイは不機嫌だった。そしてウォンはずっとニコニコしていた。オーナーとジャイがメニューを選んでいる間、私はウォンと筆談を楽しんでいた。中国人とは感じでなんとなくわかり合えるから便利だ。

 

でもウォンがニコニコと全然話せない英語と中国語でジャイに話しかけても、ジャイはあからさまに素っ気ない態度で、見ていて私がハラハラしてしまった。そんな状況なのに、オーナーが”ジャイは占い師で生年月日となんとかを教えたら占ってくれるんだよ!”とか言って、紙とペンを渡した。

 

えー!!ムリムリ!!今そういうタイミングじゃないって!!!!!空気読んでー!!

 

ウォンは言われた通り紙に生年月日とか書いたけど、ジャイは予想通りメモに見向きもせず、私のウェブサイトを見てって名刺を渡して終了した。それでもウォンは変わらず仏のような笑顔。なにもそんな態度を取らなくてもいいのになーって思った。

 

食事を運ばれてくるまで、ウォンの通訳をオーナーがして会話が続けられた。

 

ウォンは子供が16人いると言った。大家族!?いやいや、結婚はしていないんだって。最初意味がわかんなかったけど、彼は身寄りのない子供を引き取って育てているのだと知った。彼は政府関係の仕事をしているらしく、お金持ちなんだろう。でも全然ギラギラした感もなく、お金持ち感も出さず、オーダーで作ったであろう家族全員の集合写真のケータイケースを見せて、ファミリー!ファミリー!と幸せそうに笑うウォンを心から尊敬した。

 

そんな中食事が運ばれてくる前に忘れたケータイを取りにオーナーが席をはずした。そしてオーナー不在の時に食事が一気に運ばれてきた。普通に食べ始めるかと思ったら、ジャイが待とうと言った。

そこは待つんだ(((( ;°Д°))))

わからないものだ。

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豪華で美味しいごはんだった。

 

支払いはウォンがすると言った。オーナーは自分が払うと言った。ジャイは割り勘すべきだと言った。私は黙っていた。結局ウォンが席を立って支払いに行ってしまった。その間にジャイがオーナーに、なんで彼が払うの!?全員で払うべきでしょ!?と言った。オーナーは彼はハッピーな時間を過してお金を払いたいって言うんだからいいんだよ、と言った。ジャイは、私たちもハッピーだったでしょ!?と言った。

 

え…ハッピーだったんだ(*°∀°)=3

 

わからないものだ。

私は勝手にハラハラしたり、ヤキモキしたりで忙しく楽しい夜だった☆

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続きはまた明日!

 

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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

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