ドライ界のレジェンドが涙した日。

ドライ界のレジェンドが涙した日。
The following two tabs change content below.

yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

ゆきんこ@India, Delhi

 

みなさんこんにちは!
ゆきんこinタイ!今月いっぱいはタイで遊んでいまーす♪時々仕事もしまーす♪
ブログもできる限り毎日しっかり更新していきたいと思いまーす!

 

 

遡ること2〜3週間前、私がタビイクの引率で家を空けている時、シェアハウスのグループLINEで恐ろしいことが共有された。

 

今日朝起きたら、階段(上から3段目)にやつがおりました…。
これからの季節気をつけなきゃです!

 

なにーーー!?ヤツが!?
しかも階段の!?しかも上から3段目!?

 

もうすぐ私の部屋じゃん!!!!!Σ(゚д゚lll)

 

皆さんおわかりの通り、ヤツ=G(ゴ●ブリ)です。

 

以前からGは我が家のキッチンに時々やって来て、私はもちろんその度に大騒ぎをして他の人にスプレーで退治をしてもらっていて。でもそのどれもがキッチンでしか見たことがなかったし、大きいものではなく1〜2センチぐらいの子供?ぐらいのサイズで、怖かったけど我慢をしていた。

 

それなのに…G遠征しすぎじゃん!!
階段を上っていたなんて!!

 

私の恐怖心は一気に強くなった。

 

そんな私の恐怖心を知ってか知らずか、

 

いや、200%知っているこの人からすかさず嫌がらせLINEが届いた。

 

 

石田タクトはこんなLINEを平気で送ってくる。

 

タクトとしゅしゅと私でゴ●ブリ1匹ずつ持ってたらちょうどいい??

 

は!?

 

 

クソー!覚えてろー!!

 

でも引率を終えて家に戻ってからも、Gさんは全然姿を現さなかった。

いつかは出るんだろうけど、おかげで私の恐怖心は少しずつ少しずつ薄れていった。

 

 

襲撃を受けたのはそんな時だった。

 

私は緩やかに低糖質ダイエットを続けていた。できる日はビールを控えたり炭水化物を控えたり。今ではしゅしゅも一緒にダイエットをしていて、そんなしゅしゅから低糖質ダイエット×筋トレがいいということを教えてもらって、腕立てや腹筋をしたけどキツイしつまんないし嫌だなーと思って、私は楽しく運動ができる懐かしのビリーズブートキャンプをダイエットに導入していた。

 

ビリーズブートキャンプ知ってる?

 

ビリーさんが考案した短期集中型エクササイズで、昔超流行ったダイエット法。私はその時やってたとかじゃないんだけどね、世界一周+インドで太った体を元に戻そうと前に日本に一時帰国した時に少しやって、マジでキツイけどYoutube見ながらビリーさんと一緒にエクササイズができるから、1人で腕立てとか腹筋をするより全然よくて。筋トレと有酸素運動の両方ができるようになっているからちょうどいいし。

 

でね、今は夜お酒を飲む前にビリーで1時間弱エクササイズをして汗だくになってシャワーを浴びてからつまみを作って晩酌っていうのがしゅしゅと私の1日のリズムになっていて、今日もそう。

 

約1時間のエクササイズはなかなかキツイ。

 

マジで超ヘトヘトの汗だくになってシャワーを浴びるためにお互いフラフラと自分の部屋へと去って行く。

 

部屋が2階の私はフラフラと階段を上って、部屋のドアを開けて電気を付けて、そしてバスルームの電気を付けた瞬間体が凍りついた。

 

何秒間だったかわからない。

 

もしかした0.1秒ぐらいだったのかもしれないし、5秒ぐらいだったのかもしれない。

 

息が止まったのは間違いなかった。

 

バスルームにGがいた。

 

しかも!!

 

しかも、しかも!!!!!

 

今まで家のキッチンで見た子供Gなんかじゃなくて巨大Gが!!!!!

 

どうしよう!!

 

私がどうこうできるわけはない。

 

もう泣きそうだった。

 

私はバスルームを動き回るGを見ながら頭をフル回転させた。

 

タクトは出かけている、しゅしゅはもうシャワーを浴び始めているだろう、私はGから目を離せない。どこに行ってしまうかわからないし、バスルームを出て部屋にきたらもっともっと嫌だ。失神してしまう。

 

私はGから目をそらさぬままベッドに放り投げたケータイを手探りで取り、Gから目をそらさぬまま隣の部屋にいるパイセンに電話をかけた。

 

出て、

 

出て、

 

お願い!!出てーーー!!!!!

 

パイセンが出なかったマジで終わる。

 

この状況をどう終わらせればいいのかわかんないし、部屋から逃げ出してしゅしゅがシャワーから出てくるのを待つぐらいしかできない。でもGが部屋に来たら嫌だし、嫌だけど私はバスルームのドアを閉めることすらできない。

 

祈るような気持ちでケータイの画面とGを交互に見る。

 

大きなGは私の視線に気づき危機を感じているのかバスルームの中を超歩き回っている。

 

部屋まできたらどうしよう!!

 

そうなったらもう部屋を出て逃げるしかない。Gを見失うのも怖いけど、これ以上の恐怖に耐えられない。

 

その時パイセンが電話に出た。

 

瞬間私は、

 

パイセン!今すぐGスプレーを持って私の部屋に来てください!!!!!( ;∀;)

 

そう伝えて電話を切った。

 

もう泣きそうだった。

 

怖かった。

 

立派な大人Gだった。

 

どこをどう経由して私のバスルームへとやってきたんだろう。私の部屋を歩いたのかな。そう思うと怖くて気持ち悪くて想像だけで泣きそうになる。

 

パイセンはすぐに部屋へやって来てくれて、バスルームにいるヤツを退治してくれた。

 

スプレーをかけられたヤツはしばらくジタバタと逃げ回って、その光景がおぞましくてさらに泣きそうになった。

 

なんで!?なんでなんで!?

なんでこんな大きなGが!?しかも私の部屋に!?どうやって!?

 

そんなことばかりが頭をぐるぐるする。

 

ヤツを退治してくれたパイセンに何度も何度もお礼を言って、部屋のドアを閉めた。

 

ビリーを終えたばかりの私は汗だくだ。

 

シャワーを浴びなければいけない。

 

今はバスルームに入る気持ちにはなれないけど、仕方ない。

 

頑張ろう。

 

シャワーを浴びよう。

 

その時、

 

私の視界の先に動く茶色の物体が!!

 

いやぁぁぁぁぁーーー!!!!!

 

次は叫び声が出た。

 

シャワーを浴びようとせっかく作った気持ちが完全に折れた。

 

Gはまだいたのだ。

 

瞬間私は部屋のドアを開けて隣の部屋のパイセンに叫んだ。

 

パイセン助けてー!!もう1匹いましたーーー!!!!!涙

 

パイセンはもう1度スプレーを持ってきてGを退治、処分してくれた。

 

その光景を後ろから見ていて、もう泣けてきた。辛すぎる。

 

まだいるかもしれない。

 

また出るかもしれない。

 

怖くて怖くて仕方なかった。

 

部屋に1人、バスルームを前になかなか中に入れずにぼーっと突っ立ったまま、

 

あ、たつやに連絡しなきゃって思った。

 

たつやはこの前ジャイサルメールでしゅしゅと一緒にホーリー参戦した元?タビイクスタッフ。

1週間以上一緒にいて夜な夜な酒を飲みながらいろんな話をしたけど、

 

その中で私が「マジで泣かない、最後にいつ泣いたか思い出せない」っていう話をしたことから、“ドライ界のレジェンド”と名付けられていた。

 

“ドライ界のレジェンド”

 

一瞬かっこよさげだけど、どうなの?笑

 

たつや、

 

ドライ界のレジェンドはゴ●ブリの出現によって何年振りかに泣きました。

 

辛いぃぃぃぃぃぃぃーーーー( ;∀;)

 

もう日本に帰ろうかと一瞬本気で思った。

 

そんな夜。

 

それではまた!!

 

1日ワンクリック(‘∀’●)
応援クリックをお願いします!!
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

Delhi(デリー)カテゴリの最新記事