【タビイク】早速明かすタビイク年越しプランの裏話と総括。

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

ゆきんこ@India, Jaisalmer

 

みなさんこんにちは!

記事は少し前の出来事になりますが、できる限り毎日更新をしてリアルタイムに追いつけるように頑張りますので引き続きよろしくお願いします!

 

 

前回の記事:【タビイク】最後の日、ピンチを乗り越えた先の絆。

 

ゆき、部屋の用意もうできてるからね!!

 

宿のスタッフから声をかけられて目が覚めた。

 

昨日の夜は元旦ということもあってホテルが満室で、私は寝る場所がなく共有スペースで寝た。今日はシングルルームが空くということだったからそこを使わせてもらう。

タビイク参加者のみんなは全員ジャイサルメールを去ったけど、私はもう1泊ここでのんびりしてから家に帰る予定だ。

宿のテラスでのんびりと朝食を食べる。

 

【裏話①】気持ちで発症させなかったインド菌。

早朝最後のメンバーしょうまとつーじーをトゥクトゥクが見えなくなるまで見送って、宿に戻ろう!と思って回れ右をした瞬間腹痛に襲われた。

 

ビックリしたよ。

 

本当にその瞬間だったの。

 

それから宿に戻ってまーお腹壊したよね笑

 

それがたまたまのタイミングだったのかもしれないけど、私はやっぱり相当気を張っていたんだと思う。しょうまとつーじーを見送った瞬間、まさにホッとしたその瞬間だったからね。

 

“病は気から”

 

この言葉、ほんとよく言ったもんだなーって常々思ってきたけど、今回の旅でもすごく痛感した。

 

“今自分が体調を壊すわけにはいかない”

 

そう強く思っていなかったら、私の中のインド菌はとっくに私に襲いかかっていたかもしれない。

 

【裏話②】正露丸最強説

入院組をジョードプルで別れてジャイサルメールへと向かった元気組の車内でも実は事件が起きていた。

道中レストランに寄って夜ごはんを食べて元気にジャイサルメールへ到着したと思っていたけど、到着連絡をくれたたくみからこんな報告がきていた。

後から聞いた話だけど、つーじーはジョードプルを出発してまあまあソッコーで車を止めて吐いていたらしい。きっとジョードプルで病院組と元気組って車を分ける時に本当は具合が悪かったのかもしれないけど、病院組の車はもう満席だったし見るからに自分より症状の重そうな子たちに譲ってくれたんだろう。

 

つーじー!大丈夫!?

私たちは到着が遅れるから薬局で薬買って飲んだ方がいいよ!

 

と言う私にこの返信。

 

いやいやいや!

インド菌は正露丸なんかで退治できるものじゃない!!

 

といじられつつ、つーじーは最後まで正露丸で乗り切った笑

 

【裏話③】ゆきんこの異変にソッコー気づいたタビイク代表タクト

ジョードプルの病院で入院することになった夜。

すべてのことを終わらせてやっと病室に戻った私はフラフラだった。

 

みんなを砂漠に連れて行ってあげたいけど、みんなの様子を見ていたらそれがあまりにも無謀なことのように思えて、不安で不安で、前日夜から頭も体もフルに動いていて体力的にも精神的にも私もまあまあ限界だったのかなって思う。

 

ケータイを見ると途中少しだけ状況報告をしていたタビイク代表のタクトからLINEのメッセージが届いていた。

 

頑張って気合いでみんなを引っ張っていこう!的な内容だった。

 

もちろんわかってる。気持ちで負けたら絶対に体調なんてよくならない。だからそもそも私が弱気になってる場合じゃないし、絶望的な空気なんてぶち破って励ましながら連れて行くしかない。

 

わかっているけど、目の前で見ていた入院組の体調がかなり悪そうで、本当にそんなこと可能なの?と弱気になった私は、タクトにこんな返信をした。

 

気合いで引っ張っていけるレベルの体調を教えてよ

 

心の中では、無茶言ってんじゃねーよぐらい思ってたのかもね。この子たちの状況知ってんのか!って。詳しく報告してないからタクトはもちろん知らんけど。

 

今思うと相当弱気になってたね。

 

てゆーかもう心の中がマジでぐちゃぐちゃだった。絶対に連れて行くっていう気持ちと、体調の悪い子たちに「いいから行くよ!!頑張って!!」ってどんな状況でも言えるだろうかという不安、もう心痛かったもんね、あの姿を見ると。その時点では言える気がしてなかったんだと思う。

 

その時タクトから電話がきた。

 

珍しいこと過ぎてビックリしたけど、タクトに話を聞いてもらって私は少し心を落ち着かせることができた。タクトの嗅覚ハンパないな。超絶妙なタイミングで電話をくれたと思う。さすが代表だね。

 

しかも次の日、普段ババアババアってクソ失礼な呼び方をするくせに、おねえさんとか言ってきてさらにビックリした。

 

私もまだまだだなと思ったよ。タクトにこんな風に気を遣わせてしまうなんて。もっと強くならなきゃなー。どんなことが起きても動じずに、甘やかし過ぎず、ちょうどいい距離感でみんなをうまくサポートできるように。

 

ん?待てよ。

ババアとか言わないようにタクトに気の遣い方をちゃんと教えた方がいいのか??

 

まーいっか。なんか今回はすごく助けられた気がするし。

 

私はタビイク中に飲むことができなかったいただきもののウイスキーを飲みながら、今回の13人のメンバーとの旅を振り返っていた。

 

一言で言うとすごくいい旅だった。

 

“いい旅だった”

 

一言でそう表現していまうとなんだかチープな言葉に聞こえるけど、でも本当にいい旅だった。

 

大変か大変じゃなかったかというと圧倒的に大変だった。

 

辛かったか辛くなかったかというと絶対辛かった。

 

メンバーにとっても(特に入院組)、引率の私にとっても、そんな旅だった。

 

特に参加メンバーは色々な葛藤があったと思う。入院組も元気組も。海外生活もインド生活も長く、体調不良も旅先で何度も経験をしてきた私が同じ状況になるのとは絶対に違う。

 

知らない土地に1人で来て、出会ったばかりの人たちに囲まれて、インドなんていうわけわかんない国でもうわけわかんないぐらい体調が悪くなって、海外旅行で体調を壊すってだけでも相当心細くなる状況なのに、普通ならしばらく安静にしていましょうね、っていうところをやらなければいけないこと、進まなきゃいけない状況が目の前に迫っていて。

 

本当にあともう1つ些細なきっかけでもあったなら”もう無理です、砂漠諦めます”って心が折れてもおかしくないぐらいだったんじゃないかなと思う。

 

元気組にしても、具合の悪い子たちを見ていてなんとも思わないわけがない。いきなり引率の私と離れて初めて行くジャイサルメールという街に向かわなければいけないことになって、その不安に加えて時間差でどんどん体調が悪くなっていくメンバーを見て、いつか自分も体調不良になるのかもしれない、なんていう想像は簡単にできただろうと思う。

 

でも、みんな旅を続けたし、楽しむことを諦めなかった。

 

心が負けなかったからだ。

 

冒頭に触れた“病は気から”の話。

 

“気持ち”って病だけに限ったことじゃない。

 

てゆーか、もうなにをするにも“気持ちひとつ”と言ってもいいぐらいだと私は思う。

 

本人の“意志”“考え方” が生活を、人生を、すべてを変えていく、創っていく。

 

同じ出来事が起こったとしても、気持ちひとつ、考え方、捉え方ひとつで違った結果になるなんてことは普通のことだ。

 

だから、今回の旅はピンチに負けなかった全員の気持ちが創った素晴らしい旅だったと思う。

いっぱい頑張ったみんなを誇らしく思うし、よく頑張ったね!!って超褒めたいし、みんな大好き!!って思う。

 

一期一会。同じ旅なんて存在しない。

だから私はこの13人との出会い、そして一緒に旅ができたことに心から感謝している。

 

 

同窓会でまたみんなに会うのが楽しみ♪きっとう○こトークで盛り上がるんでしょう!笑

その時は“続!年越しメンバー”ブログを書くのでお楽しみに(≧∀≦)

 

それでは!

 

 

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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

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