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ゆきんこ@India, Delhi
みなさんこんにちは!
記事は珍しく数日遅れで更新中!タビイクシーズンが先日終了したのでこれからまた毎日しっかり更新していきたいと思いまーす!
タビイクinインド、初日。
“自分たちの力でメインバザールへたどり着く”というミッションにチャレンジ中のメンバーの邪魔をする嘘つき集団。彼らの巧みな話術とチームプレイに翻弄されるメンバー。
昨日の記事:【タビイク】インドの洗礼、嘘つき集団に翻弄されるメンバー。
嘘つき集団の目的はインドに到着したばかりでなにも知らない旅行者を“ぼったくり旅行会社”へ連れて行くこと。そしてそこで相場よりも遥かに高い料金でツアーを組まされるというパターンが多い。
その手口はガイドブックにも書かれているし、私もブログで何度も書いてきたけどまだまだ力不足で、インドの物価を考えればそんなに高額な支払いあり得る!?と思う金額を払ってしまう人がいまだにあとを立たない。
タビイク期間中にデリーの日本人宿サンタナに宿泊していたら、やっぱり多くの騙された話が耳に入ってきたし、私が昨年2週間ほどサンタナのスタッフをしていた時も毎日毎日被害情報を聞いていた時となにも変わっていない。
水1リットルが35円で買える国で、チャイ1杯20円で飲める国で、1食300円ほどでお腹いっぱいになる国で、1泊700〜800円でゲストハウスのドミトリーに、1000〜1500円でシングルルームに泊まれるような国で、わずか数日のツアー(と言ってもチケットの手配だけで移動は自分自身)で数万円、時には10万円以上を支払う人がいる。
騙す人が悪い。
もちろん。
でも、海外旅行をするならその国に対して“無知”ではいけないと私は思う。
いまだに騙され続ける人がいて、そのような仕事の人がそれで生活ができているこの状況を作っているのは、
①詐欺集団の果てしない努力
②無知でインドにやってくる旅行者
この2つだ。
彼らは詐欺のプロなのだ。まったく知らずに騙されるパターンもあれば、あれ、おかしいな…と頭の中ではわかっていても気づいたらクレジットカードを出している、数万円というインドでは何ヶ月分の給料にもなる大金を支払っているということだって普通にある。その術を、話術を、彼らは十分に知っているプロだから。
でも、インドではそういう犯罪があること、その手口やパターン、インドの物価、事前にその知識があればどこかでこの人たちが言っていることはおかしいなと気づけるはず。彼らは暴力を振るったり、無理やり拘束してお金を支払わせたりするわけじゃない。例えぼったくり旅行会社まで行ってしまっても、自分で気づいて結構です、そう言ってその場を離れればそれで済む話。
少しでも多くの人に届けばいいなと思って、以前書いた注意喚起の記事のリンクを貼ります。これからインドへ来る人にはぜひこの記事を見てからきてほしい。
もっと多くの人に届いたらいいのにな。短期旅行で来ると必然的に”騙す人”の密度の高いところにいることが多いから、インドは騙そうとする悪い人ばっか!そういう印象になる人もいるのかもしれないけど、インドの魅力はまさに”人”。明るくて陽気で信じられないぐらいフレンドリーで温かいインド人。
騙す人なんてほんの一部なのに、それでインドの印象が決まってしまうなんてもったいなさ過ぎる。それで滞在中インド人との触れ合いをすべて拒否してしまうのはもったいなさ過ぎる。
だから、犯罪の手口を知ってほしい。
そういう人に出会っても、
あー!この人ぼったくりの人だー!本当にいるんだー!笑
それで済む。
これはどこの国でも言えることだけど、平和な日本の感覚で旅行をしちゃいけない。
その国のマナー、注意すべき犯罪、最低限のことを知った上で行くのが旅行者のマナーです。
話は戻り、
メンバーはどんどん彼らのアジトへと近づいていた。
彼らのアジトはだいたい“コンノートプレイス”というエリアにある。コンノートプレイスはデリーの新市街にあるショッピングエリアで、様々なショップやレストラン、カフェ、銀行、両替、などが集中する観光スポット。
観光スポット=観光客をターゲットとしたビジネスが存在する
それはごくごく当たり前のことで、お土産やさんやレストラン、両替屋さん、そしてぼったくり旅行会社もそう。その1つ。良くも悪くも観光スポットと観光客をターゲットとしたビジネスはセットだから気をつけなければいけないのはどこへ行っても同じだ。
メンバーはあと1つ大きな道路を渡ったらコンノートプレイスというところまで来ていた。
でもそこでミラクルが起きた。
信号待ちで日本人旅行者に出会ったのだ。
しまがその人に声をかけて、その日本人旅行者はメインバザールはあっちですよ!と向かっている方向とは逆、今歩いて来た方の道を指差して教えてくれた。
え、あっちだって言ってる…
しまが気づいた。
わ、超ラッキーじゃん!私は心の中でもう大丈夫だな、そう思った。
でもそう簡単にはいかなかった。
日本人と話して気づいたしまに気づいたピンクシャツが速攻でしまを潰しにいく。
さっきの日本人がメインバザールはあっちって言ってた…
というと、こっちとあっちでメインバザールは2箇所あるとかめちゃくちゃな言い分を堂々と言い放ち、あっちはセーフティじゃないとか、教えてくれた日本人がコンノートプレイスに向かって歩いて行ったから、あの日本人だってあっち側に行っただろとか、many japaneseが行く場所なんだぞ!とか怒涛の嘘と巧みな話術で誘導をしていく。
しまー!頑張れー!
この怪しいピンクと日本人どっち信じるのー!!絶対日本人でしょ!!
みんなこの人怪しいって思っていた。一部のメンバーはその場を離れて他の人に聞きに行ったりしている。他の人に聞きに行こうとするとピンクの仲間の赤ポロとかが速攻それを阻止しに行く。
この人絶対怪しいよ!!
メインバザールはあっちだと思う!!
みんな心の中ではそう思っていても、声をあげる人がいない。
これはタビイクあるあるで、さっき空港で出会ったばかりのメンバーの中で、みんなの意見とそれぞれが得た情報をまとめてその場を仕切るというのはすごく難しい。
もともと友達同士で来ているなら、
絶対あっちじゃん!?
ってみんな言える。でも、会ったばかりのメンバーの中で、不確かなことを堂々とこうだと思う!と言うのは難しい。チームを仕切る人が不在だから、結局その場を仕切るのがコイツ、
ピンクになる。
そうしてズルズルとピンクのあとについて行くことになってしまった。
でも私たちのラッキーはまだ続いた。
たまたま日本語が話せるインド人が通りがかって声をかけてくれた。日本語が話せるインド人はたいがい怪しいけど、彼の日本語レベルは相当高くて、本当かどうかわからないけど日本の旅行会社でも働いていたことがあると言う。
私は最初疑っていたけど、メインバザールの場所をみんなが聞くと正解を教えてくれていたし、その人と話している間にピンクも赤ポロもサーっとどこかへ消えて行った。もう私たちを騙すことは無理と判断して引いたんだろう。
やられたー!!超散歩じゃん!!
来た道を戻って行くメンバー。
メインバザールを目の前にして約1時間さまよってやっとたどり着いたメインバザール。
ファーストミッションクリアおめでとう!!いい勉強になったね!!
彼らの旅はまだまだ始まったばかり!!
インドの治安について詳しくまとめました。
犯罪被害に遭わないためにもぜひご覧ください。
注:私のもう1つのブログ「YUKINKOBLOG」へと移動します。
【必読】インドは治安が悪い?危険?安全対策のために知っておいてほしいこと
【必読】被害者にならないために知ってほしいインドでよくある犯罪手口とその対策
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