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【2017/08/26】
ゆきんこ@India, Jaisalmer
みなさんこんにちは!
リアルタイムからは少しだけ遅れていますが、これからじっくりインド記事を書いていこうと思いますのでお付き合いいただけると嬉しいです( ´ ▽ ` )
今日はタビイクゆきんこ引率第1弾、6日目のお話!!
ゆきんこ朝ごはんの定番、Parantha(パラタ)。ゆきんこっていうかインド定番か(*゚▽゚*) チャイと一緒にいただく。
今日はいよいよ砂漠ツアーの日。午後に出発する。それまでは自由行動で私もひたすらのんびり。ごはんを食べてパソコンカチカチして部屋に戻るとゆかもしほもまだベッドの中にいた。
どうした…??
お腹壊してる…
え!?ふたりとも!?
お腹痛い…もう水下痢…
マジで…( ̄◇ ̄;)
今まで元気に旅をしてきた2人がついに体調を壊してしまった。インドでお腹を壊すことなんてよくあること。私だっていまだに壊すこともある。でも今日は午後からお楽しみのラクダ&砂漠泊に出かける日だ。こんなタイミングで…。
とりあえず出発までゆっくり寝てよう!
ホテルには出発まで部屋を使わせてもらえるように話をして、2人の体調回復を願った。できるだけホテルでゆっくりできるように、通常なら砂漠へ行く前に寄る2箇所の観光スポットを端折って出発時間を遅らせた。
それでも2人の体調はあまりよくならなかった。
大丈夫??行ける??
大丈夫です…
ゆっくりときつそうに出発準備をする2人。“ジャイサルメールでラクダに乗って砂漠泊”はタビイクインド参加者にとって大きな楽しみの1つだ。もちろん2人も砂漠泊を楽しみにしたいた。行きたいという想いが2人を動かしている、そんな感じだった。
大丈夫!砂漠はそこらじゅうがトイレだから!
はい、苦笑い。
なんとかジープに乗ってジャイサルメールを出発。暑さと車の揺れで車中でも終始辛そうで無言の2人。
どうしよう…このまままだまだきつい日差しのもとラクダに乗って砂漠へ行けるのか…?砂漠泊中これ以上体調が悪くなったら…??そんな不安が頭の中をぐるぐるしていた。
いつもは一緒に砂漠泊をしてくれるドライバーのカマルじぃが、今日は用事があるらしく私たちを砂漠で降ろしたあとジャイサルメールへ帰ってしまい、明日の朝に別の人が迎えに来てくれると言う。砂漠からジャイサルメールは飛ばしても車で1時間以上はかかる。前に1度砂漠泊中に体調不良者が出た時は他のメンバーを置いてカマルじぃの車を出すわけにもいかず近くの村の車をチャーターしてジャイサルメールまで帰ったことがあったけど、今回ももしもの時そんなことが可能なのか。
ラクダに乗るか、それともラクダはパスして車で砂漠の宿泊ポイントまで行くか、それとも砂漠泊自体を諦めてカマルじぃの車でこのままジャイサルメールへと帰るか、判断は彼女たちそれぞれに委ねた。3人で一緒にラクダに乗って砂漠でお泊まりしたいけど、私が無理やり連れて行くことはできない。2人の体調は2人にしかわからない。
最初に体調を壊したゆかはラクダに乗って砂漠泊をすると決めた。最初に体調を壊したからかもしれないけど、見た目にもゆかの方が回復しているように見えた。朝は元気だったけど遅れて体調を壊したしほはピークで具合悪そうで、顔色も真っ白になっていた。そんなしほはか細い声でジャイサルメールに帰ります…と言った。残念だけど仕方がない。しほが決めたことだ。
その時、
パーン!!
という完全におかしな音が車のボンネットから聞こえて、車が停車した。
え、なに?今の音絶対おかしいでしょ。
カマルじぃにどうしたの!?と聞くと、バッテリーがやられたと言う。他のバッテリーを近くの村から持って来て交換しないとこの車は走らない、と。ボンネットの中を見せてもらうと確かにバッテリーらしきものが焦げ付いたようになっている。
なんてこった、こんな時に、こんな場所で…( ̄◇ ̄;)
激アツの車内、もはやシートに横になってぐったりとしているしほ。
カマルじぃはどこかに電話をかけている。助けを呼んでいるんだろう。早くー早く早くー。停まっている車の車内、エアコンなんてないし激アツだ。ただでさえキツイ暑さが体調不良の彼女たちにとってはさらにキツイだろう。
少しすると1人の男の人が登場した。ふらっと手ぶらで歩いて来て、バッテリーを持って来た人じゃないことは一目瞭然だった。なんだよーと思っていたら突然その人が車を押して、カマルじぃはエンジンをかけようとキーを回している。
いやいやいやいや、無理だろ!バッテリーやられたら無理って言ったじゃん!私車のことなんて全然わかんないけど、どう考えても無理そうって思った。
なのに、車を押すのを手伝ってくれって言われて。マジかよって思ったけど、私がやるしかない。
絶対無理だろ、ってのと、私こんなとこでなにやってんだろってのでマジで笑えた。
もちろんエンジンがかかるわけもなく、そしてなかなか助けが来ないからラクダに乗って砂漠組のゆかと私は出発することになった。しほのことはカマルじぃに丁重にお願いしていざ出発。
初めてのラクダに笑顔を見せるゆか。それを見てホッとするゆきんこ。
砂漠ではキャメルマンが私たちのお世話をしてくれる。
そこらへんにある木を集めて手際よく火をおこしてチャイを入れてくれ、スナックを振舞ってくれる。まさに野生の男( ̄▽ ̄) 彼がこのあと夜ごはんを作ってくれて寝床の準備、そして翌朝の朝食までずっといろいろしてくれる。
これはいつも出してくれるスナック。普通のマカロニを油で揚げただけのものなんだよ。油に入れたらあっという間に膨らんで、こんな風になるの。ただ揚げただけなのに美味しいしビールのいいつまみになるよ。
砂漠は暑いし乾燥しているからビールが3割り増しぐらいで旨い。
ゆかはお腹を壊しているからチャイもスナックもビールも私だけに用意されるものになった。2人の分も食べて飲まなきゃ。それはいいか。
そうこうしているうちに日が沈む。
2人だけで少し寂しい砂漠。
でもこの夕日は今日しか見れない夕日。
夕日沈んでいくのを静かに見守る。
きれいな空。
まさか砂漠の夜にハプニングが起こるなんて思いもしない、そんなきれいな空だった。
続きはまた明日!!
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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
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