【Day1-3】みんなの手が…ただじゃ終わらないタビイク初日。

【Day1-3】みんなの手が…ただじゃ終わらないタビイク初日。
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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2017/09/12】

ゆきんこ@India, Delhi

 

みなさんこんにちは!

記事はリアルタイムからは少しだけ遅れていますが、追いつけ追い越せで日々更新しておりますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです(*^▽^*)

 

今はタビイクinインドゆきんこ引率3組目のお話をお届けしています♪
1日目の他の記事はコチラから↓

【Day1-1】引率大遅刻!タビイクinインド最終グループの旅始まる!!

【Day1-2】初インド旅行グループvs嘘つき集団!!

 

ファーストミッションを余裕でクリアしたメンバー。

 

多くのグループはファーストミッションの難しさに体力と時間を消費する。無事メインバザールに着いてお昼ごはんを食べて宿にチェックインしたら一旦休憩して夕方出かけようか、そんなテンションだけど、このグループはまだまだ元気だ。

 

みんなぐるぐるいろんなところを歩き回って、時にはトゥクトゥクに乗って2時間ほどかけてたどり着くメインバザールに、わずか25分で到着したのだ。

 

みんなの意見により、いつもはみんなの体力回復を待って夕方に行われる本日のセカンドミッション、列車のチケットを買いに行く!を先にしちゃおう!ということになった。

 

よし!じゃあ今日のセカンドミッション!

ニューデリー駅のツーリストチケットオフィスで列車のチケットを買う!!

いつもの通りみんなに先頭を歩いてもらう。

私はチケットオフィスの場所を案内したりはしない。みんなが現地の人に尋ねながら行く。

両替も自分たちでレートを比べたりしながらいいと思った場所で替える。本人がいいならどこでいくらで替えてもいい。

さ、みんなは無事チケットオフィスを探すことができるでしょうか??

 

駅構内に近づいたところに数人のおじさんがいた。みんなが声をかける。

 

チケットオフィスどこ??

 

こっち!こっち!

 

嘘の場所を教えるおじさんたち。

 

出た、嘘つきおじさん( ̄▽ ̄;)

 

でもみんなは騙されなかった。

 

本当に?なんか笑ってない??嘘でしょ!?

わ、絶対コイツ嘘や!おかしいやろ!

 

へへへへへ( ̄▽ ̄;)

 

おじさん、見ると思いっきり笑ってる。インド人のこういうとこ、マジで憎めない。しょーもない嘘ついて、嘘がバレたら笑ってごまかすっていう。 本当に騙す気あるのかどうかわかんないおっちゃんがいっぱいいる。

 

やるな、みんな。ここでたらい回しに合うパターンも余裕であるけど。

 

みんな、あっという間にオフィスを探し当てた。

ここからが大変だ。

インドの列車のチケットの取り方講座はここに来る前に宿で済ませた。あとはみんながどのクラスを選択するか、どのシートを希望するか、そして希望通りのチケットが買えるかどうか。一旦はみんなで考えて用紙の記入をしてもらう。

みんなはジャイサルメール行きのチケット、そして必要に応じてアグラ日帰り観光用の、往復または片道チケットを購入することになる。旅行期間に余裕のない子はジャイサルメールで解散したあとデリーに戻るチケットもここで買う。

みんなー頑張れ!

私はちょいちょい相談に乗ったり、みんなの話に聞き耳を立てたりするけど、基本的には頑張って自分たちで買ってもらうようにする。インド旅は列車移動なくしてはあり得ないというぐらい主要な移動手段。チケットの購入は大事なスキルだ。

希望した通り空席があればなにもややこしいことはないんだけど、たいがいなにかのチケットは満席とか、クラスの希望が通らないとかでややこしくなる。みんなインド人訛りの英語が聞き取れなくて意思疎通がなかなかできずに余計にややこしくなる。

 

私は頑張って助け舟を出さないようにひたすら耐える。

で、時々耐えられずに会話に入ってしまう。引率のゆきんことしてはそこが悪いとこ。私が解決してしまったらみんなのためにはならないから。修行が足りんね笑

 

結局2時間ぐらいかかったけど、一通りのチケットが買えたみたいだ。チケットオフィスが混んでいなくても、初めての人が複数人数で数区間のチケットを買うならだいたいこのぐらいの時間は普通にかかる。一仕事だ。

 

メインバサールまでサクッと着いたみんなにはそれでもまだまだ時間がある。

 

じゃ、チャイ飲んで解散!!夜ごはんまで自由行動ねー!!

 

素晴らしい、こんなに余裕の1日があっただろうか( ̄▽ ̄;)

 

みんなはとっても順調な初日を過ごしていた。いろいろ買い物や街歩きを楽しんで夜ごはんの集合場所にやってきた。

 

ただ、このまま初日は終わらなかった。

 

順調なのはもちろんいいことだけど、この先みんなが油断したりしないかなとか、順調過ぎて逆に心配だななんて私は1人思っていたわけだけど、みんな立派にインドの洗礼を受けた。

 

このまま普通に初日を終わらせてくれないところ、

 

さすがインド、手強いな。

 

そう思わずにいられなかった。

 

夜ごはんを食べ終わった時、まだそんなに遅い時間じゃなかった。

私は、22時ぐらいまでには宿に戻って来ること、脇道に入らないこと、1人行動はしないこと、十分に注意すること、を条件に夜の観光を許可した。まだまだメインバサールはたくさんの人で賑わっている。23時過ぎぐらいまでは余裕で騒がしい。ここを行き来してお土産やさんを覗いたりするぐらいなんの問題もない。

 

宿でみんなの帰りを待っていると、約束通り22時には全員宿に戻ってきた。

 

ヘナやってきました!でもちょっともしかしたらぼったくらたかも?笑

 

女子ドミに戻ってきたいっちゃんが言った。

 

え?マジで?いくらでやったの??

 

私は1200ルピーだったかな…最初もっと高く言われたけど、そんなに払えないって言ったら少し安くなって…

やっぱりこれってぼったくりですか??

わぉ!いっちゃん超キレイじゃーん!!

ぼったくりというか、相場よりちょっと高いというか、まあ、一言で言うとやられたかな!!

 

やっぱりー!?

 

ヘナタトゥーはヘナという植物からできた液体を使って書くタトゥー。ものによるけど1週間程度で自然と消えるから、ちょっと遊びでやるにはいい。私も世界一周中にインドにやってきた時は試しにやってみた。露天でヘナ!ヘナ!ってデザインを持って客引きをしている人がメインバサールにもたくさんいる。

 

たくみのはもっと高かったんだよ( ̄▽ ̄;)

 

マジで?

 

2000…いくらだっけ?最初3000ルピーとか言われて謎にいくらか戻ってきたから…

たくみのも超かっこいいじゃーん!!さすが高いだけあるー!!

右腕に保険かけた方がいいよ、高級だから!!!!!

 

うるっさいわ!!!!!

 

ぼったくりに対しての考え方は人それぞれあると思う。ぼったくる人が悪い!!って、簡単には決められないかなって私は思う。もちろん悪質なものは除いて。例えば私が500円で買ったものを他の人が100円で買ったと聞いて、私ぼったくられたー!!って怒る人がいるけど、私はそれは違うかなって思う。そのものに500円っていう価値をつけてお金を支払ったのは自分でしょ?って思う。お店側の人は100円の価値のものを500円って思ってもらえるように頑張るのが仕事だ。特に物の値段なんて決まっていない国においてはそう。自分でそのものの価値を判断して買うかどうか決める、ただそれだけのこと。

 

今回のヘナのぼったくり手口はこう。

100ルピー!100ルピー!安いよ!と声をかけてきて、本当に100ルピー?なんて言いながらイスに座る。

できあがったら1インチ(長さ)100ルピーだから合計3000ルピーね!とかデザイン料とか、なんか理由をつけてとんでもない金額を言ってくるっていうもの。ずるいよねー。

 

このヘナ屋さん、今日だけで何日分の売上げあげたんだろう( ̄▽ ̄;)

 

こういうことを防ぐには、始める前に100ルピーってどのデザインでもそうなのか確認するとか、他のヘナのお店にも金額を聞いてヘナタトゥーの相場を知るとか、そういうことができたかもね。

 

みんなと話をする。

 

失敗も経験だ。

次に同じことを繰り返さないために、失敗から学ぶ。

 

あとはその国の物価を頭に入れておくことも大事なことの一つだと思う。ものの相場がわからないで金額交渉はできないし、スタート地点にも立てないからね!

 

ヘナタトゥー3000ルピー(約5200円)、ヘナタトゥーが一体いくらするのかわかんないけど、5200円って別にそんな驚く金額じゃないかも、って日本の感覚で考えちゃダメ。ここは日本じゃなくインドだから。例えば今日宿泊する宿、1泊450ルピー(約800円)、1週間程度で消える遊びのタトゥーが、宿泊費の6倍、7倍ってするのか、とか。例えば昼ごはん200ルピー、水20ルピー、チャイ10ルピー。知っているものの金額と比較するだけでも、ヘナが高すぎるんじゃないかって気づく。

 

今回はまわりに人もたくさんいるし、みんな一緒だったし、さすがに高過ぎだろ!!って交渉してもよかったとは思うけど、1番はヘナタトゥーの相場を先に確認する、描いてもらう前にどのデザインも100ルピーか確認することで回避できたかもね!!

 

みんな、今日はいい勉強になったね!!

 

そっか〜!やられたか〜!

 

でもこれ4人お揃いって言ったのにクオリティ全然違うの!ウケない!?笑

 

とか言って、騙されたけどみんな楽しそう。

1番は本人たちが楽しんで、そのタトゥーを気に入って支払ったお金だから、もうそれでいいのだ。

あとはネタにすればいい。

だっていい顔してるでしょ??

 

ぼったくれてんぞ♡

 

さて、みんなのハッピーインド旅はまだまだ始まったばかり!!

続きはまた明日!また見てね!!

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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

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