【タビイク】衝撃のカミングアウト。

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

5日目：ジャイサルメールの砂漠へ

5日目の今日はみんなで砂漠へ行く日！

ジープに乗り込んでまずやって来たのはなんかしらの遺跡。

今まで砂漠へ行く前に何度となく寄った遺跡とは違う遺跡に初めて連れて行ってくれたカマルじぃ。人も少なくてなんだかいい場所だった♪

そしていよいよラクダに乗って砂漠散歩。

みんなそれぞれ自分のラクダに名前をつけた。ちあきは自分のラクダにゆきんこと名付けた。

ラクダは歩きながら用を足すから、

あー！ゆきんこがウ◯コしたー！

あー！ゆきんこがオ◯ッコしたー！

ゆきんこ汚ーい！！

って、私はそれらのことをしていないのに、なぜか恥ずかしい気持ちになった。

我ながらいい写真♡

この3人は本当に仲良しになった。メンバーが女の子2人と男の子1人で、なんかインドへ向かう前にちあきとななが空港で偶然会って、超仲良さげな写メをグループLINEに送ってくれたから、女子2人とゆーすけの間になんとなく距離とかできるかな、、、ってちょっとだけ心配だったけどそんなこと全然なくって、すぐに長男のゆーすけ、長女なな、次女ちあきの仲良し三兄弟の構図ができあがった。

意図をしてかせずかわからないけど、きっと天性かな。空港で出会った時からそんな感じがしたから。3人が3人ともとてもいいバランスでお互いに接していたと思う。

キレイなキレイな砂漠の夕日。

夜は焚き火をしながらキャメルマンたちが歌ってくれる歌を聞いて、またいろんな話をして、しばらくして寒いから布団入って話をしようとか言って気づいたら星を見ながら寝落ちした(私がダントツ1番にw)。そんな夜、、、(￣▽￣;)

6日目：まさかのカミングアウト

タビイク最終日、砂漠から戻って夕方みんなでジャイサルメール城を見に行って、天気が悪くて夕日が全然見れなかったけど、それはそれでいい思い出になった。

何を見たか、何を経験したかもすごく重要だし大切だと私は思うけど、やっぱり誰と見たか、誰と経験したかも大きな要素だと思う。たとえキレイな夕日が見れなくても、満天の星空が見れなかったとしても、それをどう捉えるか、どんな思い出にするかは結局自分次第だと思う。

最後の夜はまたみんなでいろんな話をした。私はだいたい事前にみんなとどんな話をしたいかそれぞれいくつか考えておいてね！って言う。もちろん私もその時のメンバーと話をしてみたいなと思ったテーマをいつもいくつかピックアップしておく。そして、夜はみんなで持ち寄った色々なテーマについて話をする。

ちあきが、物乞いに対してみんなはどう思っているのか、どうすべきなのか、ということをみんなと話したいと言ってくれた。

みんながそれぞれに物乞いに対してどんなことを感じたのか、もしも物乞いにあったらどうするのか、なぜそうするのか、というようなことを1人1人話をした。

タビイクのいいところは、一人旅の練習ができる、旅のノウハウが学べるということだけじゃない。

タビイクはみんなと色々なことを話す時間がたくさんある。会ったばかりのメンバーと普段話さないような話も、もしかしたら初めて誰かにする話も、本当に色々な話をする。

自分の意見を人に話す、考えていることを言語化する、口にする、伝えることによって自分の思っていることがまとまったり、自分以外のメンバーの意見に驚いたり、刺激を受けたり、考えさせられたり、新しい考えを生んだり、この時間が成長過程にあるみんなにとってとてもいい時間になる。

もちろん未だ成長過程にある40歳にとってもとてもいい時間になる笑

年下から学ぶことがないなんていう気持ちは一切ないし、もしそう思う人がいるならただただもったいない人だなと思うけど、みんなより長く生きて少し多くのことを経験してきた私がみんなに伝えられることはたくさんあるけど、私もみんなの考えや思いに刺激を受けたり、考えさせられることも本当に多い。

ある意味タビイクの1番の参加メリットはそこなんじゃないかと思うぐらい。

そんな真剣な話をしていた最後の夜。

長男ゆーすけが突然わけわからんカミングアウトをしてきた。

俺、初日からずっと23歳って言ってたじゃないですか。

22歳でした。

え？

なに？どゆこと？？

どうやら素で自分の年齢を間違えていたらしい。なんかおかしいなーと思ってよく考えたら22歳だったんだって。

え、なんのカミングアウト？笑

確かに私も少しおかしいなと思ってたけど。3人は学年が1つずつ違って、2年生20歳ちあき、3年生21歳なな、4年生23歳ゆーすけ、でもまあ別に浪人とか留年とか普通にあるし、本人が23歳って言うから普通に23歳って思ってたけど。

まさかと思って写真さかのぼってみたら列車のチケット買う時もしっかり23歳って書いている笑

そんな間違え方ある？笑

なんか、しっぽりいい話色々した気がするけど、全部吹っ飛んだwww

お別れの時。

ゆーすけの謎のカミングアウトはさておき、気づけばみんなの出発の時が近づいてきた。

みんなが最後にメッセージをプレゼントしてくれた。

嬉しすぎた。

今回も本当にいいメンバーだった。

私は本当に出会いに恵まれているなーっていつも思う。

ゆーすけは年齢詐称疑惑もそうだけど、どこか不思議キャラで、でも深くしっかりとした考え方を持っている魅力的な子だった。

ななはしっかりもののお姉さんキャラでみんなの旅に安定感を与えてくれたけど、人付き合いの不器用さみたいな一面をみんなに打ち明けてくれる素直で強い子だった。

ちあきは、妹キャラでとにかく人懐っこくて、すっと人の懐に入ってくる感じがこの子の天然武器なんだろうなと思うぐらい本当に可愛い子だった。

私は年齢に対して結構フラットというか、タビイクの参加者の子たちとはだいたい親と子ほど年齢が離れているけど、みんなのことは同じ目線で友達として接しているから、親みたいな感覚でみんなを子供として見たことはないし、お姉さんと思って弟や妹を見る感覚も全然ないけど、ちあきはなんか初めて”年下の子”として可愛いー♡♡♡ってなった。

母性ってやつ…？？笑