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【2017/02/21】
ゆきんこ@Delhi→Jaisalmer
おはよう!!
もはや常連レベルのレストランでみんなで朝食をとりながら今日の予定を確認する。
今日は夕方の列車でジャイサルメールへ向かう。それまではデリーで自由観光。今までで最小人数、2人行動をする1日になる。今回の参加者は男女3人ずつだから男女ペアのデートDay♡部屋が男女別だから男同士、女同士はお部屋トークができるし、そうじゃない時間はなるべく男女ミックスのグループになってもらう。
じゃ、いってらっしゃーい!!
みんなを見送ってATMに行ってふらふらと歩いていると1組のカップルを発見。
タフちゃんとアイチームだ!
オススメのラッシー屋さんでラッシー飲んでる!邪魔しちゃお♪
バレた(*°∀°)=3
楽しんできてねー♪
みんな思い思いの時間を過ごして集合。今回ジャイサルメール行きの列車は3席だけRACという、席は確保されているものの出発4時間前まで座席番号が確定しないっていうチケットになってしまっていた。オンラインで確認もできるということだったけど、初心者の私たちはチケットオフィスで座席番号を確認するために早め集合。
シート番号を確認して堂々とニューデリー駅を出るメンバー。何度も歩いて何度声をかけられたニューデリー駅なんか、もはや彼らの敵じゃない。
そこからは男女に分かれてジャイサルメール行きの列車が出るオールドデリーへ向かう。私は女子チームのお供。果敢に価格交渉をする女子たち。たったの数日でこんなにもたくましくなるのかというぐらい、私はハラハラせずに背中を見守る。
渋滞に巻き込まれてトゥクトゥクを途中下車、ダッシュで駅まで向かってなんとか待ち合わせ時間までにオールドデリー駅に到着。
列車番号を確認してプラットフォームの番号を探す。みんなもう一連の流れをしっかりと理解している。戸惑うのは最初だけ。2回目以降はスムーズだもんね!!
偉いぞみんなー!!
今回みんなは“スリーパー”というクラスに乗る。ざっくり言うと指定席の1番低いクラス。バックパッカー御用達のクラスだ。エアコンなし、窓全開&扇風機、シーツなし。この時期はまだまだ涼しいからエアコンなしは全然余裕だけど、逆に窓を閉めても夜は寒いぐらいっていうのは聞いていて、全員防寒体勢で列車に挑む。
私は1人だったらスリーパーはほぼ乗らない。特に長距離夜行列車はもう1つ上のクラスに乗る。価格は2〜3倍ぐらいだけど、逆にそのぐらい価格が違うからクラスを1つ変えるだけで客層や雰囲気がガラリと変わる。でも今回はみんなと一緒だからチャレンジしてみることにした。引率のくせになんともヘタレ笑
私は女の子チームと同じ座席で一緒に向かう。就寝前は3段ベッドの人が1番下のシートに座って過ごすのが一般的だけど、なぜかアイサイドが4名。つまり1人チケットを持っていない人がまぎれているということ。
スリーパークラスはこんなの日常茶飯事。おっさんに囲まれても笑顔を絶やさないアイ。私なら笑えないかも。狭っ…誰だよチケット持ってないやつは!!とか思っちゃう。小さっ。
が、出発時はまだよくて、時間が経つにつれてどんどん人が増え、しまいにはこんな状態になった笑
インド人のおっさん密度高過ぎ。一応ここ、すべて指定席(*°∀°)=3 1シート(1ベッド)1人のはずが、4名は座ってる。ちなみに私たちが座っているシートの上段にも何人か座っているし、荷物も置き放題だ。
恐るべしスリーパー…今まで乗ったことあったけど、こんな風になった記憶なかったな。この区間特有なのかもしれない。みんなドン引きするかと思ったけど、意外にもこの状況を楽しんでいた。
1人だったら絶対無理だけど、みんなと一緒なら楽しいかも!
なんて。
みんなたくましい!!
私もみんなと一緒だから耐えられるよ…マジで笑
やがて人も減っていき、そろそろ就寝する??起きている時は背もたれにしている中段のベッドを作って寝るモードへ。
すると下段の私とアイの間の床に寝床をつくり始める向かえのシートに座っていたインド人の自衛隊のおじさん。座ってる人数からどう考えても1人シートないだろって思ってたから、あなたの席どこなの??って途中確認してた。でも自分のシートは別のところにあるけど、友達がいるからここにいるんだって言ってた。
え!?え!?え!?
なにやってんのこの人!?シートは別の席にあるって言ってたじゃん!!
ねえ!アイ!この人ここで寝ようとしてるよー!!
ねえ、ここで寝ちゃだめじゃん?
おじさんに声をかける。
いや、シートがダブルブッキングで…
とかどーのこーのとか言ってる。
いやいや、だからってここで寝ちゃ…
なんで見ず知らずのおじさんの真横に寝なきゃいけないんだ。
嫌だ。嫌だ。嫌だーーー!!!!!
ねえアイ、アイも嫌だよね!?
私は大丈夫ですよ!変な人に寝られるより自衛隊のこのおじさん方がいいかなって笑
アイ…あなたって…
なんていい子なの!!!!!
偉すぎるー!!
って、私の心が狭過ぎ!?
え?でも嫌じゃない??知らないおじさんが真横に寝てるのって。しかもそこ人が寝るところじゃないんだよ??
どけてくださいって超言いたかったけど、アイが全然大丈夫です!って明るく言うから、私も我慢しようと思った。この状況でどうしても嫌とは言えない。
おじさん、アイに救われたな…(-_-)
それにしても。
みんな強いなー。ドン引きしててもおかしくないと思うのに。てゆーか私なら間違いなくドン引きしてる。なんなら今もひいてるぐらい。それを笑顔で大丈夫!って言えるなんて。なんか楽しい!って言えるなんて。
すごい、凄すぎる。
私マジでヘタレだなー
いまだにそんなこと言ってる自分、恥ずかしー
夜中、聞いていた通り極寒の車内となった。特に1番下の段のアイと私は窓からのすきま風にやられて、顔面凍りつきそうだった。寒くて寒くて、持っているもの全部身にまとっても寒くて全然眠れない。やっぱりスリーパーやめておけばよかった…。
その時、
ゆきさん!窓の隙間にこれ挟んだら少し寒さ和らぎますよ!
寒さで眠れずもぞもぞとしている私に向かえのシートのアイがビニール袋を差し出した。
見るとアイの方の窓にはビニール袋が挟まっている。
なるほど!アイすげぇー、旅力高っ(((( ;°Д°))))
ああああありがとう!!やってみる!!私は必死に隙間にビニール袋を挟んだ。
本当だー!!風が少ししか入ってこない!!
この数分後に私の方の窓のビニール袋は見事どこかへ行ってしまう。アイのはしっかり挟まってるのに!!
挟み方すらヽ( ̄д ̄;)ノ
寒っ。
みんなのように強くなります(*°∀°)=3
なれますように…
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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
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