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【2016/12/05】
ゆきんこ@Agra
夜、部屋でくみちゃんと楽しくおしゃべりをしていた。
くみちゃんは、旅友かずきの紹介で私を尋ねてこのホステルにやって来てくれた女の子。まだ世界一周を始めて2か月って言ってて、これまでの旅の話やインドのアレコレ、お互いの今までの人生の話をいっぱいした。
とてもおっとりと話すその雰囲気とは逆に芯が強くしっかりとした考え方を持っている子で、私よりも10歳以上年下だけど、話していてすごく刺激を受けたし、とっても楽しかった。
あー素敵な夜♡
私は日本語で女子トークができてとっても嬉しかった。
なのに。
いっぱい話した後、私はカフェでネットをしようと思って部屋を出た。
もう22時過ぎだったけど、カフェには数組のゲストがいた。
そして私は目を疑う光景を目にした。
女の子3人組のゲストがカフェの中でビールを飲んでいた。
しかも、その席にはここのスタッフも一緒にいる。
3人も。
え…コイツらなにやってんの!?
ここのホステルは室内での飲酒が禁止されている。部屋はもちろんカフェも禁止。飲みたい人は飲んで構わないけど、お庭で飲んでくださいねっていうのがルール。
たまに知らずにビールを買ってきてカフェで飲もうとする人がいるけど、そういう人にはみんなで注意してきた。
ルールだから。
それがなんで?スタッフが気づいていないとかじゃなく、一緒にいるのに堂々とカフェ内でビールを飲んでるゲストがいるってどゆこと!?
私はカフェにパソコンをおいてソッコーレセプションのサチンのもとへ行った。
サチン!なんでカフェでビール飲んでる人がいるの!?
私はわかっていた。サチンが主犯だ。ヤツはお気に入りの女の子がいるとあからさまにその子たちを特別扱いしてべったりとそばを離れない。そして全然仕事をしないモードに入る。その子たちとカフェに一緒にいるのを今日何度も見かけていたからすぐにわかった。
サチンの悪友がキッチンで1番エライビジェイ、そして数日前からやってきたクソ仕事をしないガウラヴもそれに加わって、ここの男どもはマジでしょーもない。
いつもじゃないけど、お気に入りの女の子がいるともうダメだ。
しまいにカフェでビールを飲ませるなんて最悪だ。
オーナーがいたらそこまではしなかっただろうけど、彼は打ち合わせがあるとかでデリーへ戻ってしまっていた。
サチンが、
知ってるよ、今日はいいから。
そう答えた。
は!?なに見て見ぬ振りしてんの!?しかもビジェイとかサウラブもそばにいるのになんで何も言わないわけ!?おかしくない!?なんで今日はいいの!?
“今日は”じゃなくて“あの子たちは”だろ!!って心の中で思った。
とにかくいいから。
サチンが素っ気なくそう言う。
は!?ふざけんな!!なに言ってんだよ!!
悪いことしてるって絶対に自分でわかってんだろって思った。
よくないでしょ!?わたし注意してくるからね。
言わなくていい。
なんで?私言うよ。あんたなに言ってんの??
私はサチンを無視してカフェに向かった。ビールを飲んでいる彼女たちの横にしっかりと座っているビジェイを見てまたムカついた。
コイツなに平気な顔してここ座ってんだよ!!
ビジェイ、ちょっと来て。
ちょっと離れたところに彼を呼んで、あんたなにやってんの?ビール飲んでるのが見えないの?って聞いた。へへへへっって悪さがバレた子供のように笑うビジェイ。彼はまだ21歳、私のことをママと言う子供なのだ。
ダメだ、彼じゃ。
私はビジェイを連れてもう1度レセプションに行き、サチンとビジェイに言った。
カフェでお酒を飲むのは禁止でしょう!?
ビジェイは黙っている。サチンは今日は特別。寒くて霧も出てるから外で飲めないから。と言う。
は?こっちは寒くてもいつも我慢して凍えそうになりながら外で飲んでるんですけど!?
他のゲストもそうだ。カフェにお酒を持ち込んだ人を注意したら、外寒いからお願い!ソッコー飲むから!!っていう人たちだっていた。でも、ごめんね、気持ちはわかるけど…って断ってきた。それなのに、今日だけはいい、ゆきは彼女たちに注意する必要はない、の一点張り。
もういい!!オーナーと話をするから!!
ゲストに注意をしようと思ったけど、そんなことできない。だって、同じくここで働く従業員が容認しちゃってるのに、私が今さら”この宿はカフェや建物内での飲酒は禁止なんです”って言うのおかしくない!?ゲストだって混乱するだろう。え?今さら??って。
これは完全にこちら側の問題だ。
私は超怒っていた。
彼らの特定のゲストへの特別扱いは目に余る。その場にそこ子たちしかいないのなら好きにやってくれって思うけど、ここには他にたくさんのゲストがいる。誰がどう思っているかはわからないけど、カフェの中に飲酒禁止を知っている人がいたなら、なんでこの人たちは許されてるの?って思うだろうし、知らない人はここは当然飲んでいいスペースだと思うだろう。
私はオーナーに電話をして今起きていることを全部話した。彼は怒りでさらにひどくなった私の英語の説明をちゃんと聞いてくれて、僕が帰ったらサチンと話すから大丈夫、連絡をくれてありがとう。と言ってくれた。
オーナーが話してくれるって言うなら、私はもういい。こってり怒られてくれ、そう願った。絶対怒らないだろうけど。
そのまま私はカフェでネットをすることにした。ビールを飲んでいた女の子たちはもう飲み終わりぐらいだったのかそれから少しして部屋に戻って行った。
そしてサチンとビジェイが私のところにやって来た。ご機嫌伺いだ。
ゆき…
なに?
怒ってるの?
当たり前じゃん?なにやってんの?
特定の人だけ特別扱いするのはおかしいんじゃない??
すると、サチンはなにを思ったのかこんなことを言い出した。
特定の人だけじゃないよ。今から夜の9時以降はカフェでお酒を飲んでいいことにする。外は寒いから。
は?なにそれ?本気で言ってんの!?
私明日から毎晩カフェで飲むよ?
いいよ。ゆき、よく聞いて。こんなのハプニングじゃないんだよ。
Here is India.(ここはインドなんだから)
おーおー!インドを理由にしやがった!!
完全に開き直ってるじゃん!!
インドだからなんでもありだって言ってんの!?
インドはインド。日本とは違う。”ここはインドなんだから…”そう思ってきたこともいっぱいあるけど、このことはそれとは違うと思った。
私はソッコーオーナーにメッセージを送った。
サチンが明日からカフェでの飲酒オッケーって言ってるけど、そんなこと認めちゃっていいの!?
ダメダメ、絶対ダメ。
ほらー!ダメなんじゃん!!
サチンが、こんなのハプニングじゃない、ここはインドだって言うけどインドにルールってないの!?
もちろんインドにだってルールはあるよ。そしてこのホステルにもきちんとしたルールがあるんだよ。
でしょ!?ルールなんてなさそうだけど、そして別にインドにルールなんかなくても驚きもしないけど、ちゃんとあるんだから。守らなきゃ、そして守ってもらわなきゃダメじゃん??
ゲストは彼らのお気に入りの女の子たちだけじゃない。他にもたくさんいる。誰かをあからさまに特別扱いすることはあり得ない。
オーナーは、彼らがいまだに理解していない僕たちのホステルのコンセプトをよく理解してくれてありがとう。と言ってくれた。
…
…
いや、これ当然です(ーー;)
とりあえずこの件はもうオーナーに任せよう。まったくぐちゃぐちゃでわけわかんないことを言う相棒のサチンや、クソも仕事をしないビジェイやガウラヴにも呆れまくっていた。
疲れたー
バカヤロー
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