どさくさ紛れのセクハラ。

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2016/11/30】

ゆきんこ@Agra

 

ゆき、明日結婚式に行く??

 

昨日オーナーにそう聞かれた。

系列ホステルのデリーで働くサウラブの地元がアグラで、彼の妹が結婚するらしい。

 

結婚式…最近嫌な思い出が…と思ったけど、サウラブはデリーで一緒に働いた仲だ。今回はオーナーも一緒だし大丈夫だろう!そう思ってわたしも出席させてもらうことにした。

 

そして私はひらめいた。

 

サリーを着ていこうっと♪

 

せっかくインドにいるし、前からサリーを着てみたいと思ってた。でも何気に着る機会ないしどうしようかなーって思ってて。そうだ、結婚式じゃん!って。結婚式に着ていく服なんて持ってないし、別にそんなの全然問題ないぐらいな感じだけど、結婚式ではキレイなサリーを着た人を見てたからね!

 

宿のゲストが近くのお店でサリーをレンタルしているって教えてくれたから、私はとりあえず今日のためにレンタルをしてみることにした。1日400ルピー(約680円)、安いサリーだと1500ルピー(約2550円)ぐらいから買えるけど、一旦お試しね!

 

サリーはオーナーが着せてくれることになっていた。ここ男性従業員しかいないから宿泊客でインド人女性がいたら手伝ってもらおうと思ったけど今日はいなかった。

 

でも袖を通してみたらなんか上に着る半袖のやつがサイズが大き過ぎでバランスが悪いってみんな首をひねる。確かに腕まわりがぶかぶか。

 

あ、腕細いアピールではありません笑

 

あとで知ったけど購入するってなったらサイズを直してもらえるらしい。最初はフリーサイズになっているみたい。トップスは超パツパツのピッタリサイズで着るものだから、私の状態はどうもおかしいらしい。

 

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オレはもっとうまく着せられると登場したサチン、そしていやオレだと加わった清掃担当のアソーク。が、彼らも結果首をひねる。

 

ま、いんじゃね??みたいな感じになったから、私はサリーを脱いだ。せっかく借りたけど、楽しみにしていたサリーだけど、ちゃんと着れないなら意味がない。自分的にしっくりこないとか見た目いけてない状態で外出するのはすごく嫌だ。テンション上がんないし。

 

結局私はまた普段着で結婚式に参加することになった。

 

幻の初サリー姿、ここで披露しちゃお。特別だよ?笑

 

IMG_1204

サリーはまたリベンジしようっと。このペースならまた結婚式のご招待を受けることもありそうだし、買ってもいいかな。

 

で、結婚式何時ぐらいから行くの??

 

20時にサウラブが迎えに来るから。

 

オッケー!

 

あ!ゆき!インド人タイムの20時ね!!

 

大丈夫ー!わかってる!!

 

 

20時って言っても20時に来るわけがない。賭けてもいい。

 

なのに20時にレセプションに集合してしまう私…

 

この日本人気質、マジで抜けない。ナイス、自分(*°∀°)=3

 

今日は欧米人ゲストも一緒に行く。女の子4人グループと、女の子2人組。わーい♪女の子いっぱい♡でもインドの結婚式って本当に敷居が低い。誰でも行けちゃうからビックリ。

 

今日結婚式あるけど行く??

 

え!?いいの!?

 

いいよいいよ!行こう!!

 

で、こちらからはオーナー、サチン、ゲスト6人、ゆきんこの9人が参加することになった。車2台でお迎えに来てくれるらしい。私は遅れることが想定済みだからいいけど、ゲストがいるから迎えの遅れにちょっとだけハラハラした。結局迎えは21時ぐらいになった。

 

さすがインド人(*°∀°)=3

 

式場に到着した外国人の私たちはまるでハリウッドスターが到着したかのような注目を浴びた。 会場は前回行った結婚式よりもこぢんまりしていたけど、出席者が多く思うように前に進めないほど混雑していた。だから私たちは取材陣が殺到する中をマネージャー(オーナー&サチン)にガードされながら歩く、みたいな状態になっていた。

 

消極的な人や品のある人たちはただただ私たちに注目するだけだけど、積極的な人は正直手に負えなかった。まるで取り巻きのようにずーっと後ろを歩いてついて来る、写真&動画撮られまくり。ゲストの女の子達もさすがに戸惑っている。

 

オーナーや主催側のサウラブが注意をしてその時は一瞬まわりにいる人が減るけど、すぐにまたやって来る。

 

わ、コイツまた来た(((( ;°Д°))))

 

って、もうあんたいいからほんとって言いたくなる。

 

子供達もかなり人懐っこくて注意されても注意されても私たちのもとへやってきて、写真を撮って!写真を撮って!とみんな群がった。

 

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何度注意されても後ろに映っているカーテンの仕切りみたいなところからどんどん出てくる。ホント男の子ばっか。女の子どこ行った??この子達が将来モンスターになるかもしれない。今はかわいいけど。

 

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写真を撮ってほしいのは子供だけじゃないけど。おじさんカワイイ。

 

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そしてモンスターもいた。写真を一緒に撮って!ってお願いされて私が返事をする前にケータイを構えたその人の友達が目の前に立っていて、本人は勝手に肩を抱く。

 

おいおい!触ってんじゃねーぞ!クソガキ!!

 

明らかにちょい悪少年集団みたいな子達が調子に乗ってやっている感じ。

 

コイツら好き勝手し過ぎ(`へ´*)ノ

 

と思うものの、彼らも同じくサウラブの招待客で、たまたま外国人が来たから珍しくてただ純粋に写真を撮りたいって思っているだけかもしれないし、触ってんじゃねーよ!なんていう態度をとったら悪いかな…と注意するのを躊躇してオーナーやサチンに目で助けを求める。

 

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でも今日私たちはゲストを連れてきている。頼りになるオーナーもサチンもサウラブも彼女達の食事をとりに行ったり、座る席を確保したりとてんやわんやの大忙しだった。ずーっと一緒にいてくれるわけじゃないから、その合間に積極的なやつらがやってきた。

 

彼らはあまりにも強引で、混雑した式場の中どこから手が伸びてくるかわからない恐怖と不快感と、

 

そしてほんの数日前、オーナーが”インド人男性とは”みたいな話をしてくれた時、

 

肩とか腕とか触れてみて相手が拒否しなかったらそれはもうその女性はセックスオッケーって受け取る人もいる

 

と言っていたことを思い出した。

 

同じインドでももちろん育った環境で男女間の恋愛や結婚、性に関することも今では全然違うんだろう。でもインド人は欧米人じゃない。少なくとも公衆の面前で結婚もしていない女性の肩を抱いて写真を撮る文化ではない。

 

どう考えても悪ノリし過ぎだ。

 

 

ちくしょー!好き勝手しやがって!!

 

あまりにもまわりが混雑し過ぎて、ごはんを食べてサウラブの家族にご挨拶をしてそそくさと式場を出ることに。出口を出て駐車場までもぞろぞろと追っかけがついてくる。大人も子供も、一体どうしたいんだっていうぐらいの人がついてくる。

 

その中にモンスターの中でもずっと超近い距離に立ってて気持ち悪かった人がまた欧米人の女の子に近寄り過ぎて主催のサウラブがブチ切れそうになった。それをオーナーがギリギリのところで止めに入った。

 

それを見て私もキレておけばよかったと思った。

 

インドの結婚式はある程度誰でも参加できるような感じだから、ごはんを食べに来るだけとかそういう人もいたりする。コイツ知り合いじゃなかったんだ。

 

くそー

 

そして車に乗り込む瞬間。

 

式場で写真撮ってって肩を抱いてきて私が逃げた男の子が、車に乗る瞬間に私の腕をつかんできてまた写真を撮ろうと言ってきた。

 

ちょっとちょっとー!!

 

腕を振り払って触るんじゃねーよ!!って言おうと思ったらサチンがキレて、私はさっさと車に押し込まれてしまった。まいっか、怖いし。サチン、カッコいいぞ。

 

最後の最後までドタバタの結婚式だった(*°∀°)=3

 

もっとゆっくり写真撮ったりごはん食べたりしたかったなー。てゆーかサリー着てなくてマジでよかった!レンタルなのにぐちゃぐちゃになって最悪な状態になるところだった…。

 

 

今日はハードな夜だったな(^^;)

 

 

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