長く、クレイジーな夜。その1。

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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2016/11/21】

ゆきんこ@Agra

 

仕事をテキトーな時間で終えて晩酌タイムに入った。

お庭で飲んでいたグループの1つの席にまぜてもらう。

 

彼らはドイツ人グループ。男の子2人、女の子1人。学生さんかな?とっても若いことだけはわかる。

 

彼らのチェックインは私が担当した。彼らは段ボールを持っていて、あとで取りにくると言って先にバックパックだけを持って部屋に上がった。旅人が段ボールを持ってやってくるなんてなにが入ってるんだろうと思ったら、中には瓶ビールが数本入っていた。

 

それを見た瞬間、同じニオイがする、仲良くなれそう。そう思った。

 

同じビール好きならいっぱいいる。でもビールに執着している人はそう多くはない。彼らは大きく重たいバックパックを抱え、なおかつ数本の瓶ビールを宿まで来る途中で仕入れてきているのだ。

 

チェックインをして荷物を置いてからビアショプを探しにいくという選択肢もあるのに、てゆーかそういう人が普通だろう。でもどういういきさつかはわからないけど、ここまでくる間にたまたま発見したのか、トゥクトゥクのドライバーにお願いして寄ってもらったのか、とにかく彼らが宿に到着もしておらず大きなバックバックを抱えた状態でビールの仕入れをしたことは確かで。

 

同じニオイがするー♡

 

って思ったの。こういうことしそうな人って、私数人しか知らない。代表的なのはともろー。ヤツは絶対する笑

 

だから彼らがそれを部屋に運ぼうとした時に、今飲まないなら冷蔵庫に入れていいよ!って声をかけて、いいんですかー!?いいよいいよ!!いいに決まってんじゃん!!ビールは美味しくのまなきゃー♪イェーイ!ハイタッチ!みたいな感じで一気に距離が縮まった。

 

彼らと飲み始めて、すぐに宿でビール売ってないの?って聞かれた。私の宿はアルコールの販売をしていない。飲みたいなら自分で買ってくるしかない。私は数日に1回ビールの仕入れに行っている。

 

売ってないんの、でもこの時間ならまだビアショップ開いてるはずだよ!って言うと彼らは暗い顔をした。

 

キャッシュがない…。

 

オーノーヽ( ̄д ̄;)ノ

 

ここではビールはキャッシュでしか買えない。でも同じくここでは満足にキャッシュを持っている人の方が少ない。みんなATMに通い詰めてやっと少しのキャッシュを手にする。だから飲みたいだけなんてビールを買っていられないのが現状。

 

宿で売ってくれてたらクレジットカードで支払えるのに…

 

そうだよね、そうだよね、わかるよ!!わかる!!

 

飲みたいのに飲めない辛さ、痛いほどわかる。可哀相過ぎる。

 

ラムでよかったら私持ってるよ?飲む??

 

飲む飲むー!!

 

私は自分でラムを買って飲むほどラム好きじゃないけど、宿に出入りしている列車やバスのチケット手配をしてくれるビジェイというおじさんが、いつも鼻炎でくしゃみばかりしている私に、ラムのお湯割りが鼻にいいからと言って今日たまたまプレゼントしてくれたものだった。

 

これ、鼻炎にいいからってたまたまもらって…

 

というと、彼らも、

 

オレらも鼻炎だぜーぃ!!

 

ってなって、そこからラムタイム。トランプをしながら楽しい宴が続く…

 

と思っていた。

 

その時の私はもちろん知る由もない。

 

 

今日の夜が長く超クレイジーな夜になることをヽ( ̄д ̄;)ノ

 

 

楽しく飲んでいると、

今日私にラムプレゼントしてくれたチケット売りのビジェイがなぜか正装で登場した。

 

続きはまた明日!また見てね!!

 
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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

 

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