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【2017/04/29】
ゆきんこ@India,Delhi→Ajmer→Pushkar
みなさんこんにちは!
記事はタイムスリップしまして、4月。とっても親切な友人のおかげでマレーシアのジョホールバルの素敵マンションに3週間ほどタダ滞在をさせもらっていたゆきんこが、本拠地インドへ戻ったところのお話デス☆
早朝、ニューデリー駅へ向かった。
今日はPushkar(プシュカル)という町に移動する。
私たちが考えた、8泊の日程で無理なくデリー近郊の町を旅するプランはこんな感じ。
デリーからAjmer(アジュメール)を経由してPushkar(プシュカル)へ。プシュカルからピンクシティと呼ばれるJaipur(ジャイプル)へ行き、最後にAgra(アグラ)でタージマハルを見て帰るというプラン。
友達がのインドでやりたいことのひとつにラクダに乗りたいってのがあったから、最初は私がタビイクで行ったことのあるジャイサルメールに行こうと思った。でもデリーからジャイサルメールまでは列車で20時間ぐらいかかるから、もっと近場でラクダに乗れるところがないかなーって探してプシュカルにたどり着いた。
プシュカルは列車の駅がないから、近くの町アジュメールまで行ってそこからバスに乗り換える。
6:05発のアジュメール行きの列車を待つ。
この列車は食事付きの言わば特別列車。
友達は初のインド旅だし、とりあえずいい列車のいいクラスで快適旅をしよう!っていうことにした。
快適列車は、まず新聞が配られ、1.5リットルのペットボトルの水、紅茶とちょっとした茶菓子、そして朝食が提供される。シートもキレイでエアコンも効いていてなかなかの快適っぷり。
▼ニューデリー→アジュメール
所要時間:6時間40分(※列車により異なる)
CCクラス(食事付き):795ルピー(約1370円)
他の列車でエアコンなしのクラスは260ルピー(約450円)ぐらい。
約1時間遅れでアジュメールに到着。
ここからプシュカルまではバスが頻発していて、所要時間30分ぐらいですぐ着くらしい。
でも私たちは駅に荷物を預けて、ここで1か所だけ観光することになっている。
インドの列車の主要駅にはだいたい荷物を預けるところがあるから、宿泊をせず観光だけしてまた次の町へ行くとかいう予定の組み方ができるところがいい。朝着して夜発の列車で移動とかね!
私たちは歩いて目的地を目指した。
14時過ぎ、尋常じゃないぐらい暑い。お昼ごはんも食べていないし、超バテバテだ。アジュメールはインドで1番暑いと言われるラジャスターン州にある町。さすが過ぎ。
15分ほど歩いて目的地のナスィーヤン・ジャイナ教寺院にたどり着いた。
友達はインドの宗教に興味があると言って、なぜかその中でもジャイナ教に1番興味があるらしく、私は全然興味がないからそこは深堀してないけど、ちょうど経由するアジュメールにジャイナ教の寺院があるから行ってみようかということになった。
中には金箔に覆われた世界がミニチュアで表現されていて、これはジャイナ教の世界観で造られた古代世界のジオラマらしい。
じゃあお昼ごはんでも食べてプシュカルに向かおうか。
列車で出された朝食しか食べていないから腹ぺこだった。また駅を目指して来た道を戻りながら、途中にあるレストランを地元の人に教えてもらって入った。
なんかわからずテキトーにラジャスターンタリーってのを頼んだら、こんなのが出てきた。
タリーはインドで言う定食。通常はライスかチャパティという粉ものを練って焼いたものがセットになってカレーと一緒に食べるけど、なんか丸いのがセットで出てきた。これ食べづらいし、口の中の水分を奪うモサモサ系だし、食べるのに疲れちゃってお腹の減り具合いに反してあまり食が進まなかった。
でもそんな私よりもさらに友達の食の方が全然進んでいなかった。
友達も私ほどじゃないけど辛いものが平気なタイプ。元々インド料理が好きで日本でも食べに行くこともあると言い、インドに来てからも、インド料理はなにを食べても美味しい!と大絶賛だった彼。
今思うと、それが合図だったのかもしれない。
じゃ、駅に戻って荷物を受け取って、バス停に向かってプシュカル行きますかー!
外はまだまだ全力で暑かった。
駅に着く頃にはさらに汗だくになった。荷物を受け取って、駅の外に出る。すぐに客引きがどこ?バス?プシュカル?と群がってくる。重たい荷物を持っている時、そしてさらに炎天下、こういう時の交渉はとってもダルいし、とってもイライラする。どう考えても明らかにふざけた金額をふかっけてくると、マジでどっか行けよとか思う。
だからこういう時はさっさとこちらが相場だと思う金額を言って、ちょっと高くても乗っちゃう。無駄な体力ここで使ってもしょうがないし。
5分ほどでプシュカル行きのバスが出ているというバスターミナルに到着。
到着すると今度はタクシードライバーさんの客引きが声をかけてくる。
ノーノー!
プシュカルまでバスでたったの30分だし、わざわざタクシーに乗る必要なんてない。彼らを振り切ってバス停の中へ。
プシュカル!プシュカル!
と聞きながら歩くと、すぐにこれだよ!と教えてくれる人がいた。もう数人乗っていて、時間がきたら出発するのか、満席になったら出発するのかよくわかんないけど、とりあえず乗り込んだ。
暑っ…
オンボロのバスはエアコンなんかついていない、超ドローカルバス。パタパタとセンスであおぎながら一息ついたところで向かいに座る友達の様子がおかしいことに気がついた。
え…ねぇ、大丈夫!?
額に汗をぎっしりとかいて、辛そうな顔をしている。顔色も悪い。
え!?どうしたの!?
体調悪いの!?大丈夫!?
ちょっと…暑い…
苦しい…
そう言って顔を歪めてキツそうに前屈みになって荷物にもたれるようにして座っている。
もしかして熱中症…??
ここまで来る間かなり暑かった。水分補給ちゃんとしようね!って声をかけながら来たけど、足りなかったのかもしれない。早朝から起きて寝不足の状態で、快適とはいえ8時間ほど列車に乗ってからの炎天下の中歩くって、体力的にもキツイ移動だったのかもしれない。
センスで友達をあおぎながらバスの出発を待った。
早く出発してー!
心の中で願った。ホテルはもちろんエアコン付きの部屋を予約している。そこに到着さえすれば涼しいところで休ませてあげられる。
どうしよう…
無理させちゃったのかな。私は暑さに強い方だと思うし、体力もある方だし、なんせインド慣れをしている。さっきまで普通に元気だったから、友達がこんな風になるなんて全然思わなかった。
祈るように友達を見ながらひたすらセンスであおいだ。
でもバスを待っている間に友達の様子はみるみる間に悪くなっていった…
どうしよう…
続きはまた明日。
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