【セブ島留学記⑤】ゆきんこ、スピーチコンテストに参戦!=後編=

【セブ島留学記⑤】ゆきんこ、スピーチコンテストに参戦!=後編=
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yukinko

インド在住の旅ブロガー/ライター。 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は70か国、350都市以上。2016年よりインドへ移住。このブログはインド生活や日々感じたことを思うままに書き綴っている日記ブログです(≧∀≦)

【2017/06/26】
ゆきんこ@Philippines,Cebu

皆さんこんにちは!

只今愛しのインドを離れ、フィリピン、セブ島にあるサウスピークという学校で語学留学をしているゆきんこでございます!

恥ずかしながらいまだsnowにハマってる私笑

 

フィリピンは10日前に大統領令が出て今日は祝日、突然まさかの3連休。

突然過ぎて一瞬スルーしかけたけど遊んできましたー♪やっぱり勉強ばっかじゃダメだよねー!

 

が、有言実行のオンナ、ゆきんこ。ブログ書きますよー!!

だってつづき、気になるでしょー!?なるよね!?なるなるー!!

 

今日は先日書かせてもらったスピーチコンテストの記事の後編です!前編を見ていない人はコチラをご覧ください!

【セブ島留学記⑤】ゆきんこ、スピーチコンテストに参戦!=前編=

 

サウスピークのグループレッスンは少人数制。1グループ2〜3人。私は今3人グループだからスピーチコンテスト出場のための選考スピーチは、他の生徒2名+グループレッスンの先生合計3名の前で行うことになる。

 

たったの3名の前でスピーチをするだけ。

 

なのに。

 

超緊張した笑

 

どんだけ?

え、私もし選ばれたとしても全teacher&全生徒の前で発表できるの…ヽ( ̄д ̄;)ノ

 

スピーチ序盤の大事な一文すっ飛ばすし、覚えたはずのスピーチを考えながら思い出しながらする始末。明日のスピーチコンテスト、出れたとしてももっと緊張するんだろうし…

 

でもやるしかない。出場したいと手を挙げたのは自分だ。

 

でも何気にグループ内発表を終えたことで私は少しホッとしていた。もうどうあがいても出場できるかどうかは決まってる。グループレッスンのあとは通常の授業と計画していた勉強を普通にこなした。

 

17時、すべてのレッスンが終わったあとある教室に呼ばれた。そこで明日の出場者が発表されるみたいだ。私の他に候補者が8人いるようだった。

 

あー誰が選ばれるんだろー

 

ワイワイ、ガヤガヤ、予測が飛び交う中

 

今からTeacher’s Roomで1人1人スピーチしまーす。

 

って、

 

え(゜◇゜)

 

ナニソレ?聞いてないっ!!!!!

 

Teacher’s Roomはその名の通り先生が授業の合間や空き時間に待機する部屋。候補者は全員そこで数人の先生を前にもう1度スピーチをして、その中から4〜5名の出場者を決めるとのことだった。

 

え!?待って!?マジで!?今!?急に!?そんな予定だった!?

知らん知らん知らん知らーーーーん!!!!!

 

一同パニック。ゆきんこ、もちろんパニック!!今日の朝まで覚えていたスピーチを3分の1ぐらい忘れたような気分だった。でもそんなこと言ってる場合じゃない。そこからスピーチの順番が決まり自分が呼ばれるまでの間ドキドキしながら少しの時間を惜しんで練習をした。

 

3番目。ゆきんこ、入りまーす。

 

Teacher’s Roomに入ると審査員役の先生が3人目の前に座っていた。

 

え…やば…緊張againヽ( ̄д ̄;)ノ

 

なんで人前で話すのってこんなに緊張するんだろね。私よく“人前で話すの緊張しない人”的な感じで言われるけど、普通にマジで超緊張するよ!!マジでマジでマジで!!!!!

 

なんとか話終えた。そして代表の先生からコメントをもらって退室。発音のミスについて、そしてジェスチャーが足りないとのアドバイスをもらった。朝グループレッスン発表後に担当の先生に指摘されたことと同じ。

 

私はどうやら“world”が言えないらしい。

 

そのくせ今回のスピーチで“world”を言いまくる私。選ばれたら全部”it”とか”that”とかに言い換える方向で考えよ。無理だけどヽ(;▽;)ノ

 

8人全員のスピーチが終わった。そして出場者の発表がされた。今回の出場者は5名。私もその中に選ばれた。

 

それからの私はモーレツに忙しくなった。

 

明日のスピーチコンテストは15時半から始まる。それまでに自分のスピーチを完璧にしなきゃいけない。記憶が曖昧なんてもってのほか、ド緊張下においても忘れないレベルの暗記が必要だし、発音もちゃんとしなきゃだし、感情も込めなきゃだし、抑揚、強弱、表情、身振り手振り、あらゆる項目でジャッジされる。

 

時間がない。でも時間がないのは全員同じ。やるしかない。

 

私は発音の先生が録音してくれたボイスメモを聞きながら1つ1つ音を確認していった。私のスピーチは約350Word。前にも書いた通り知らない単語、使ったことのない単語は入れていない。でも1ワード1ワードなら発音できるものも文章の中に入ると前後のつながりで余計に難しくなったり、1つ気にすると1つがおろそかになったりで苦戦した。

 

22時。一通りの練習を終え、実際の発表の場となるところでマイクを持って立ってみた。それだけでピリッと緊張した。ルームメイトのみかちゃんが練習に付き合ってくれて動画を撮ってくれた。マイクを持って立った私は自信がないのがまるわかりなぐらい落ち着きなくそこに立ち、何度も記憶した文章を思い出すかのように上を向き、何度も何度も突っかかって言いなおした。

 

完成度が低過ぎる。

 

このまま明日の15時半にはみんなの前に立つかと思うとゾッとした。

 

翌朝、目を開けた瞬間頭の中でスピーチをした。全部忘れていなくて少しホッとした。寝ながら何度も頭の中でスピーチをリピートしていたおかげかもしれない。

それからスピーチコンテストまで、授業以外の時間はすべてスピーチの練習に当てた。

 

やるからには勝ちたい。

 

“参加することに意義がある”

 

もちろん。参加しないより参加する方が断然いい。だけど私は欲張りだから、負けず嫌いだから、勝負ごとは絶対に勝つ気で挑む。勝とうと思わずに勝てるわけないし、勝ちたい気持ちが結果につながる。勝ちたい気持ちがスピーチの質を変える。

 

何度も何度も何度も繰り返しスピーチをして、ボイスメモを聞いては修正をするを繰り返した。授業では先生がギリギリまでアドバイスをしてくれた。

 

15時半。その時がやってきた。

 

先生も生徒も全員がその場に集まった。スピーチコンテストの始まりだ。出場者の名前が呼ばれる。発表の順番はわからない。私は1番に発表したかった。緊張状態が長く続くのが耐えられない。

 

最初の発表者は…

 

ドキドキドキドキ…

 

別の人の名前が呼ばれた。

 

ドキドキドキドキ…

 

発表者の人の緊張がこちらにも伝わり、私の緊張もドピーク。

 

次の発表者は…

 

ドキドキドキドキ…

 

次も別の人。やばい、心臓もたん。壊れそう。なんでスピーチコンテストに出るとか言っちゃったんだろ?私バカ??今から辞退とか…ムリムリムリムリ。そんなのあり得ない。

 

マジで心臓がバクバクして、手汗がやばい。みんなの前に立った瞬間ぜーんぶ忘れちゃったらどうしようとか想像すると超怖かった。

 

次の発表者は…

 

YUKI!!

 

席を立ち前に出てマイクを受け取った。

 

全員が私のことを見ている。

 

Good afternoon to all of you!

 

そう言ってスピーチを始めた。

 

 

それからThank you!と言って頭を下げるその時まで、ほぼほぼ記憶がない。なんだったら審査員の先生からコメントをもらっている間もふわふわしていて記憶が曖昧ぐらいだ。

 

拍手を受けながら席に着いたあとで、あれ…なんかちょっと短かかったかも…どこか飛ばした気がする…と思ってそっと原稿を見たら、歌で言うBメロ的なところをすっぽり飛ばしていた笑

 

緊張し過ぎ(ーー;)

 

自分でも気づかずすっ飛ばしたおかげで私の原稿を知る数人の先生以外には気づかれなかったみたいだ。でも内容が薄くなったことは間違いない。私のバカヤロウ。

 

結果は聞く前にわかった。自分のスピーチよりも優れたスピーチをした人がいたから。

 

なんであんなに緊張したんだ自分、とか、なんであんなに練習したのに一段落まるまるすっ飛ばしたんだ自分、とか思ったけど、スピーチの質自体が負けていたからもう仕方ない。勝ちたかったけど、これが今の私の実力だ。もっともっと力をつけるしかない。

 

私は2位をいただいた。

 

結果としてそれはそれで嬉しかったけど、私はやっぱり1位をとりたかった。

 

それが正直な気持ちだ。

 

 

スピーチ原稿を見てくれたEdd。当日の授業中まで発音や身振り手振り、表情のアドバイスをくれた。助けてくれてありがとうと言うと、少し照れたように“誰もYUKIを助けることはできないよ、自分自身で闘うんだから。だから僕はなにもしていないよ”って言ってくれた。

 

 

発音の指導をしてくれたMelanie。とっても熱血で厳しく、妥協を許さない彼女。最初1行目から全然進まなくて、何度も何度もやり直しをさせられて、焦ったり不安になったりした。でも空いてる時間があったら付き合うから声かけてよ!!って、自分の休憩時間を私の指導にあてようとしてくれたり、コンテストの直前の授業ではきっとメラニにとっては指摘したいことだらけだったんだろうけど緊張と直前に注意されたことで頭パニックの私に最小限かつ的確なアドバイスをくれた。

 

いっぱい協力してくれた先生、自分のことのようにハラハラ見守ってくれたルームメイトのみかちゃん、私1人が頑張ってあの場に立てたわけじゃない。

 

感謝の気持ちでいっぱい。

 

 

今回はとってもとっても良い経験をさせてもらった。超大変だったし、超緊張したけど、その分成長できたはず。私はもう来週卒業だけど、もし留学期間があと1か月あってもう1度スピーチコンテストにチャレンジする機会があったら私は絶対にまた手を挙げる。そして次は絶対に優勝する。

 

自己成長の機会は逃すべからず。

 

協力してくれた先生たち、みかちゃん、声をかけてくれたみんなに心から感謝です。

 

あー楽しかったっ!!!!!

 

 

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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

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