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ゆきんこ@India , Delhi
みなさんこんにちは。
リアルタイムはデリーの自宅で安定の引きこもり生活中です( ̄▽ ̄)
雨が降らないうちに、原チャを走らせてホンチョン岬からゲストハウスへと戻った私。
前回の記事:ニャチャンを原チャ旅!でも、やっぱりどこかおかしい。
ベッドに横になって一息。
疲れた、、、
やっぱりまだ体力が回復していないみたい。すごくダルいし、正常じゃないのが自分でもわかる。
なんか寒いな、、、
寒気がする。また熱が出てきたのかもしれない。
…
…
なんかおかしくない?こんなに体調不良って続く?熱だって3日も4日も続く??病院でもらった薬だってちゃんと飲んだし、回復に向かってるんじゃないの?
ゲストハウスの人に体温計を借りて熱を測ってみたらやっぱり微熱があった。
熱は高くないからきつくはなかったけど、なんとなく“なにかがおかしい”っていう感覚があった。
“私の身体になにかが起きているんじゃないか”
私の身になにが起きている!?
風邪じゃないのかもしれない…そう思った。だっておかしいもん。いつまで熱出してんの?で、いつまでこんな倦怠感続くの?絶対変じゃない?
…
…
まさか、何かの感染症…?
海外ではいる地域によって疑わなければいけない感染症がある。アフリカ大陸や中南米で高熱が出たら間違いなくマラリアを疑っただろう。マラリアはインドや東南アジアにないわけじゃないけど、感染例としては圧倒的にアフリカ、次いで中南米だと思うから。
ジカ熱…?
ジカ熱も蚊を媒介して感染するらしい。“感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともある”と書かれている。蚊に刺されてから数日後に軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛等の症状が出る場合もあるらしい。
私、症状バリバリあったし。
測っていないけどきっと軽度の発熱レベルじゃなかった。
ジカ熱じゃないな。
じゃあデング熱…??
デング熱も蚊を媒介して感染する。
私はとってもとっても蚊に刺されやすい。なんで私ばっかり刺される!?ってぐらい蚊は私のことが大好きで、もちろん蚊の片思いだからね、私は虫除けクリームを常に手放さないし気をつけてはいるけど。
…
…
デング熱かも。
調べ始めてすぐにそう思った。
そこには私が感じていた違和感がすべて書かれていたんだもん。
デング熱の症状は、急な発熱(38〜40度)、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、このあたりは高熱に伴う症状としてありがちだけど、
“解熱とともに痒みを伴ったハシカのような発疹が胸部は手足に広がることがある”
これには、はっきりと心当たりがあった。
私は肌が強くて発疹とか出るタイプじゃないけど、昨日からなぜか腕に発疹みたいのが出ていて痒かった。珍しいなーなんて思って気にもとめていなかったけど、これもデング熱の症状だったの??
さらに読み進めて、
“血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることがあります”
これを見て確信した。
私デング熱だ…
2日前ぐらいから奥歯の歯茎が腫れて突然痛くなって、今日の朝超予定外にいきなり生理がきた。これはさすがに変だなと思っていたけど、これがまさかデング熱の症状だったなんて。
しかも、
デング熱を発症した場合はバファリンとかロキソニンなどの解熱鎮痛剤は逆に症状を悪化させてしまう
なんていうことも書かれている。
バファリン飲んだし( ;∀;)
だから高熱が出てバファリンを飲んだ次の日に体調が悪化したんだなとすべてに納得がいった。
私に起きていることすべてが“デング熱に感染している”と言っていた。
病院へ行こう。
血液検査、そしてデング熱と診断される
ゲストハウスを出て、一昨日お世話になった病院へと原チャを走らせた。
2度目は楽チンだ。どこになにがあるかわかる。迷うことなく受付窓口へ行って、Google翻訳を見せた。
は?デング熱?ってこれが通じなかったらどうしようかと思ったけどすんなり受け入れられたから、デング熱はベトナムでも珍しいことじゃないのかなと思ってなぜか安心した。
またデポジットの1,000,000ドン(約5000円)を支払って処置室へと向かった。
そしてすぐに採血がされた。
結果は30分後に出るらしい。
私は受付のフロアに戻ってベンチで30分待つことにした。もう夕方だから患者さんもほぼおらず、しーんと静まり返った薄暗いフロア。
そこで私はさっき調べてきたデング熱について調べまくった。
見れば見るほど私はデング熱でしかないと思わされたし、見れば見るほど不安になって、どんどん怖くなった。でも調べることをやめられなかった。私にない症状を見つけて、もしかしたらデング熱じゃないかもしれないって思いたかった。
30分が経過して、私は再び処置室へと戻った。
看護師さんが私の顔を見てどこかへ電話をかけた。
嫌な予感しかしない。
少しして医師が登場した。そして検査結果の紙を見せて早口でなにかを言った。てゆーか検査結果じゃんね。動揺している私は全然聞き取れない。
イェスイェス!ユーハブ!!
いやいや、テンション違うだろ(−_−;)
もう1度聞き返したけど、医師ははっきりとイェス!イェス!と言った。
そのテンションやめてくれと思ったけど、逆に深く考えるようなことでもないのかなと思わせてくれた。それなのにそのあと続けた医師の言葉が私の不安を強くした。
嘔吐、腹痛、処方した解熱剤を飲んでも熱が下がらない
このいずれかの場合はすぐに病院へ来るようにと。しかもこれリピートしたからね。ベッドに腰掛ける私の顔を覗き込むように、私がちゃんと言っていることが理解できているかどうか確認するように2回はっきりと私に言い聞かせた。
その口調と態度に、これは重要なことですよ、と言われているとわかった。
え、怖いんですけど( ;∀;)
帰って吐いたらどうしよう、お腹痛くなったらどうしよう、熱が下がらなかったらどうしよう!!
その症状があったらデング出血熱の疑いがあるということだと、さっき色々調べまくった私には理解できた。
デング熱は対症療法といって患者の症状に対応して処置をする治療法で特別な治療を行わなくても重症にいたらない場合が多く、死亡率は1パーセント以下らしいんだけど、時折デング出血熱というのになる場合があって、それは通常でも死亡率は10パーセント、適切な治療が行われないと40〜50パーセントが死に至るんだって。
やだ、怖い( ;∀;)
不安すぎて体調不良になりそう
どうしよう、どうしよう、どうしよう、超不安で心が折れそうになりながらゲストハウスへと戻り、事情を説明してしばらくの間延泊をお願いした。
医師によると5〜7日ほどで治るそう。
ゲストハウスのお母さんは自分のケータイを私に預けてくれて、なにかあったらいつでも電話をして呼びなさいと言ってくれた。私の部屋は3階だったけど、辛いだろうからって明日は1Fの部屋に移動させてくれると言ってくれた。
症状が悪化して人を呼びに行けなかったらどうしよう、3Fから階段を降りれなかったらどうしよう、そんなことまで考えていたから、お母さんが預けてくれたケータイがお守りのような感じで少し心が軽くなった。
それでも部屋に戻って不安でいっぱいの私はベッドに横になりながらブログを書いた。私はたくさんの読者さんが見てくれるこのブログに、いつも本当に支えられているなと改めて思った。
その時に書いた記事:【注意喚起】デング熱を発症しました。
みんなー!聞いて聞いてー!!
私デング熱になちゃったの!不安だよー!!
そうブログに書いてアップするだけで、誰かが私の話を聞いてくれた気持ちになって、なんかそれだけで心が落ちついた。この時ブログを書いていなかったら不安から吐いてたかもしれないって、なんか大げさじゃなくてそう思うよ。
いつもご覧いただいている読者のみなさまには心から感謝しています。
ありがとうございます。
私のベトナム旅はこのデング熱と残滞在日数を考えるともう終わったっぽい。きっとニャチャンからどこかに移動することはできないだろう。
明日のホイアン行きのバスチケットは捨てて、せっかく予約をしたホイアンのホテルもキャンセルして、ダナンからホーチミンの国内線のフライトチケットももう捨てだね、ダナンまで行けないしね。
でも仕方ない、自己管理が甘かった結果。
今はこのデング熱がこのままなにもなく治ってくれることが1番重要。
療養します。
それではまた!!
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今日もありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ
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